AFP
2017/08/01
フェラガモ、上半期は純利益15.4%減
AFP
2017/08/01
サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)グループが発表した上半期決算は、純利益が15.4%減の7600万ユーロ(約99億1900万円)で、予想をやや下回る結果となった。ファクトセットのアナリスト予想平均は、8300万ユーロ(約108億3200万円)だった。
EBITDAは17.9%減の1億3600万ユーロ(約177億4900万円)で、アナリスト予想平均1億4000万ユーロ(約182億7100万円)を下回った。売上高は1.1%増の7億1800万ユーロ(約937億500万円)と、ほぼ予想通りだった。
アジア・太平洋地域が引き続きグループの主要市場で、売上の37.8%を占める。同地域では、上半期に6.1%の増収を記録した。また、中南米でも7.2%増となった一方で、ヨーロッパでは2.4%減、北米では2.2%減、そして日本では3.4%減となっている。
フェラガモグループは、今年2月の中期計画にて、市場の倍の速度の成長を目指し、バッグ、アクセサリー、アパレルといったシューズ以外の商品群を強化することにより、ブランドの立ち位置を確固たるものにすると発表していた。上半期の業績では、シューズが売上構成比43.6%を占める。
同時に、具体的な数字は明かさなかったものの、コスト管理を引き続き行うことで、収益性の改善と営業利益率およびEBITDAの向上も見込んでいた。
元フルラ(Furla)のエラルド・ポレット(Eraldo Poletto )がグループのCEOに就任してから1年近くが経つ。デザインチームにも変化はあり、ウィメンズウェアのクリエイティブディレクターにフルヴィオ・リゴーニ(Fulvio Rigoni)、メンズにギヨーム・メイアン(Guillaume Meilland)、ウィメンズシューズにポール・アンドリュー(Paul Andrew)を迎えている。
(2017年8月1日現在、1ユーロ=131円で換算)
無断複製・無断転載禁止
© 2024 Agence France-Presse
この記事(もしくはこのページ全体)にある情報は、フランス通信社の権利下にあります。 フランス通信社の許可なくこれらの情報を複製・編集・転載・翻訳・商業利用・その他再利用することは硬く禁じられています。フランス通信社は、遅延・誤り・ 遺漏、あるいはこのページの情報を元に行われた行為やその結果に対して、一切の責任を負いかねます。