ひとつのデザインを複数の素材・カラーで楽しむ新ブランド「ポリプロイド」がデビュー

　新ユニセックスブランド「ポリプロイド（Polyploid）」が、2018年秋冬シーズンにデビューする。デザイナーを務めるのは、ベルリンに拠点を置くイゾルデ・オーギュスト・リッチリー（Isolde Auguste Richly）。欧米ブランドのパタンナーとして積んだ経験を生かし、1つのパターンに対して異なる3素材で製作するというユニークなアプローチで展開される。

　コレクションは「A」「B」「C」という3つのカテゴリで構成。ドイツで水洗いし小じわをつけたオフホワイトの英国産ナチュラルコットンで製作される「A」をベースに、同じパターンを用いながら「B」「C」では素材やディテール、色に変化をつけてアップデートする。
 
　「A」では3万3,000円で販売されるクルーネックプルオーバーは、「B」ではウール素材を採用。厚みのある生地で、クラシックな印象のニットウエアに仕上げた。ブラックとグレーの2色がそろい、価格は3万8,000円。「C」では塩縮加工を施したナイロン生地を使用し、スポーティーなイメージへと変化。ブラック、カーキ、ベージュの3色をラインナップし、価格は3万2,000円。同じパターンながらもカテゴリごとに異なる風合いが楽しめる。

　2018年秋冬コレクションでは、ボンバージャケットやロングコート、ポンチョ、ダブルブレストジャケット、クルーネックプルオーバー、スーツジャケット、スーツパンツ、ワイドパンツなど全8型を製作。サイズは1〜4で展開し、発売は8月頃を予定している。