アシックス、バルセロナにイノベーションハブを開設 ベンチャー企業支援に力

 アシックスが、欧州でインキュベーター事業を開始する。スペイン・バルセロナに 「Tenkan-Ten 転換点」と名づけたイノベーションハブを開設し、欧州のスタートアップ企業を支援するという試みだ。2500平米の広さを誇る施設には、ネットワーク完備の会議室やオフィススペースのほか、スポーツジムも用意されている。4月9日~6月30日の期間、支援プログラム参加者を募集するという。

Tenkan Ten - Asics

 スポーツや健康の分野で革新的な技術を開発する企業を集め、そうしたエネルギーを社内のチームと共有することがアシックスのねらいだ。
 
 「毎週専門家を招いて講義を行うので、ひらめきを得ることも可能です。講師は皆経験豊富で、世界規模のコネクションを有しています。小売店、経営陣、ベンチャー投資家、スタートアップ起業家や、メディア関係者などと知り合うこともできるでしょう」と応募要項には記されている。
 
 アシックスが用意したチームのメンバーには、アシックスEMEAのニュービジネス&イノベーション部門でヴァイスプレジデントを務めるEmilio Risquesのほか、ベンチャーキャピタリストで起業家のPep Gomez、ツイッター(Twitter)の元グロースディレクター、Sébastien Lefebvreが名を連ね、アシックス・ベンチャーズ株式会社の蔭山広明代表も参加している。

Asics
 
 「転換点」プロジェクトでは、受け入れが決定したスタートアップ企業に対し、3万ユーロ(約400万円)の支援金が贈られ、それぞれのプロジェクトに合わせたコーチングも提供される。
 
 

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