アリババ創業者が早稲田大学の若手起業家と対談、「自分にしかないビジョンを」

 中国最大手ECサイト「アリババグループ(阿里巴巴集団)」の創業者ジャック・マー(馬雲)会長が4月25日、早稲田大学大隈記念講堂で同大学の大学院生と准教授の3人と起業についての対談を行った。アリババは1999年に創業し、ネット通販を中心に成長。昨年は毎年行うシーズン商戦「独身の日(シングルデー)」で、24時間内の取引額が約2兆8,700億円を記録するなどさらなる発展を遂げている。

ジャック・マー会長 - 画像: Fashionsnap

 大隈記念講堂には聴講のために抽選が行われ、多くの学生やメディア関係者が来場。会場からの盛大な拍手に迎えられながらジャック・マーが入場し、「イーグリス(Eaglys)」の今林広樹代表取締役と「エコロギー(Ecologgie)」の葦苅晟矢代表取締役、H2L, Inc.の創業者で同大学の准教授でもある玉城絵美の若手起業家3名と共に登壇した。
 
 対談はマー氏が3人の質問に答える形式で進行し、自身のビジネスや起業家精神について質問が投げかけられると「自分がやることに自信を持つことが大切。他人とは違う自分にしかないビジョンを持ち、信念を持って取り組んで欲しい」とアドバイス。また、どうチームの信頼を得られるか?という質問に対しては「信頼は短期間では得られません。創業時は起業家でなく、これから向かう目標や展望を信頼してもらうことが大事」と続けた。
 
 時折冗談を交えながら和やかなムードで進行したトークの最後には、「起業家として成功するのは100人に1人です。チーム全員の責任も取らなければならないし厳しい局面も多い」と起業家の難しさを伝え、「スタートアップ企業にチームの一員として参加し、人々の生活を変化させることもできる。ただ、諦めずやり続けて欲しい」と激励の言葉を送り、約1時間に及んで行われた講演会を締めくくった。

 

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