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AFP
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掲載日
2017/05/09
2017/05/09
カンボジアで偽化粧品68トンを押収 日本製を騙った製品も多数
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2017/05/09
2017/05/09
カンボジア当局は、68トン相当の偽化粧品を押収した。日本産や韓国産など生産国表記を偽った商品で、同国における偽化粧品としては最大の押収量だという。
該当の商品はヘアカラー剤や美白化粧品、シャンプーなど、「数百ドル相当」にも及ぶと政府の偽造商品委員会トップ、ミーチ・ソファナ(Meach Sophana)は話す。
中には、資生堂が展開する高級スキンケアブランド「Shiseido」の商品と偽ったものも存在したと同氏。
「我が国における偽造製品取締りの中でも、歴史的な押収量だ」という。
数ヵ月におよぶ捜査の末、首都プノンペンとカンダル州にある倉庫にて3月と4月に3人を拘束した。うち2人は中国国籍だった。
カンボジア当局は今後、偽物商品に関連した健康被害についても調査を進めていくつもりだとソファナ氏は話す。
「美白化粧水を使用して副作用に苦しんだり、死亡したり、肌を傷めたりする例は、フェイスブックや新聞などでよく目にする」。
肌の明るさと社会的地位とを結びつけられて考える人の多いカンボジアでは、美白クリームの需要が高い。芸能界では肌の色が明るいモデルや俳優が任期であることも、こうしたイメージを更に助長しているという。
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