ギンザ シックス/30人で4万7000m2を運営、定期借地方式で高収益

 J.フロント リテイリングは4月10日、松坂屋銀座店跡地に2017年4月20日に、開業した商業施設「Ginza Six(ギンザ シックス)」の2018年2月期の営業利益が約25億円となった発表した。

ギンザ シックス

 2018年2月期の不動産事業の売上高は134億2700万円(168.3%増)、営業利益は41億3100万円(1085.4%増)だった。営業利益の半数以上をギンザ シックスが占めた。
 
 2017年11月4日には、松坂屋上野店南館跡地に、松坂屋上野店、Parco_Ya、Tohoシネマズ上野、オフィスで構成する複合商業施設「上野フロンティアタワー」を開業しているが、稼働日数が少ないため、今期の業績への寄与は軽微となった。
 
 山本良一社長は、「松坂屋銀座店跡地を再開発する上で、百貨店はもういらないということで、売上仕入ではなく、定期借地方式を採用したギンザ シックスを開業した。4万7000m2の売場面積を定期借地方式を採用したことで、約30人のスタッフで運営している。ほぼ同規模の大丸東京店(売場面積4万6000m2)は、約300人のスタッフで運営しており、従来型の百貨店ではありえない効率を、ギンザ シックスは生み出している」。

山本社長

 「売上仕入では、商業施設に出たくないという企業も生まれている中で、定期借地方式なら出店したいという企業もある。お客様が望む、新しい取り組みをする時に、定期借地方式はチャレンジしやすい。ギンザ シックスの地下食品売場を見た時に、私はチャレンジするお店が多く、これではダメだと思ったが、賃料収入が得られるということで、そのままスタートさせたら、結果は素晴らしいものになった」。
 
 「不動産事業には、非常に手ごたえを感じており、これから進める大丸心斎橋のリニューアルでも、ギンザ シックスの運営で得た、百貨店とは異なる販促や店舗運営手法などを生かしていきたい」と語った。
 
 ギンザ シックスには、フラッグシップストア121ブランドを含む、241ブランドが出店。ギンザ シックスでしか買えない限定商品が好調に推移しているという。



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