ケリング、第4四半期も堅調な伸び 「グッチ」がけん引

 ケリング(Kering)グループが発表した第4四半期決算は、予想を上回る成長となった。特に「グッチ(Gucci)」は2017年、業界内でも指折りの好調な業績を記録し、けん引役となっている。

Gucci - Spring-Summer2018 - Womenswear - Milan - © PixelFormula

 競合相手のLVMHと同じく、ケリングも中国人による国内外の消費が高まった恩恵を受けたほか、オンラインでの売上も好調だった。
 
 グループは2年程前から「グッチ」のリブランドを続けているが、ここに来てその結果が目に見える形で表れた。今年1月には、スポーツウェアブランド「プーマ(Puma)」を売却してラグジュアリー事業に専念する方針も発表している。
 
 第4四半期のグループ連結売上高は42億6000万ユーロ(約5660億2100万円)で、実質比較ベースで27.4%の増収となった。
 
 前四半期の28.4%という勢いから比べればやや減速してはいるものの、Inquiry Financialのアナリスト予想24.3%を上回っている。
 
 「ケリングは2017年に歴史的な業績を記録した」とフランソワ=アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEO。引き続き世界情勢の先行きは不透明であるとしながらも、グループは2018年も「市場の平均よりはずっと好調に推移する」という見方を示している。
 
 アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が新しいルックで蘇らせた「グッチ」は、多くの競合ブランドの上を行く成長を見せており、第4四半期には既存店売上高が43%近く伸びた。
 
 また、ケリングのジャン=マルク・デュプレ(Jean-Marc Duplaix)最高財務責任者によると、2017年下半期には「バレンシアガ(Balenciaga)」が「グッチ」を上回る増収を記録したという。

 ケリンググループは2017年通期に営業利益29億5000万ユーロ(約3919億6300万円)を計上し、売上高も実質比較ベースで27.2%増の154億8000万ユーロ(約2兆600億円)となった。
 

(2018年2月13日現在、1ユーロ=133円で換算)
 
 

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