シャネル、スペインの皮革メーカーを買収

 シャネル(Chanel)社が、スペインの皮革メーカー (タンナー)Colomer Lether Groupの全株式を取得した。

Chanel -AW 2018 - Paris - Collection femme - Pixelformula

  今後は、シャネルのブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)ファッションプレジデントがColomerの取締役となる。
 
 ここ数年は業績が振るわず、事業再編の必要に駆られていたColomer Lether Group。現在、スペイン国内では直営工場を1軒と5軒の関連工場を展開するのみだが、皮革加工に関しては日本にも関連会社を構えている。
 
 シャネル社は子会社パラフェクション(Paraffection)を通じて、 "メティエダール"と呼ばれる伝統工芸のアトリエや、高級素材を製造する企業を買収・運営している。古くはパラフェクション設立以前の1985年にまで遡り、ボタンや宝飾を扱うデリュー(Derues)を取得。以降、羽飾りのルマリエ(Lemarié)、靴のマサロ(Massaro)、刺繍のルサージュ(Lesage)など、クチュールの工房が次々と傘下に収まった。
 
 また、素材メーカーとしては、2012年にスコットランドのカシミヤ企業バリー(Barrie Knitwear)を買収したほか、2013年にはフランスのタンナー Bodin-Joyeux、2017年にはやはりフランスの皮革製造企業Mégisserie Richardを取得している。
 
 昨年にはブランド史上初めて業績を公開したシャネル社。2017年の売上高は前年比11%増の96億2000万ドル(約1兆700億円)を記録した。
 

(2018年9月3日現在、1米ドル=111円)

 

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