セクハラ問題調査中のナイキ、新たに5人の幹部が退社

 幹部入れ替えが続くナイキ(Nike)社で、今回は新たに5名の退社が発表された。同社はセクハラの訴えを受けて内部調査を行っている最中だ。

Reuters

 ニューヨークタイムズ紙によると、ナイキは5月8日、ランニング部門の北米トップであるスティーブ・レスナード(Steve Lesnard)、北米東部を統括していたヘレン・キム(Helen Kim)、パフォーマンスカテゴリのマーケティングチーフだったサイモン・ペストリッジ(Simon Pestridge)、そして「ナイキ」スポーツマーケティングディレクターのトミー・ケイン(Tommy Kain)の4名が会社を去ることを認めた。
 
 そして同日、さらにもう1名、シニアクリエイティブディレクターのイブラヒム・ハサン(Ibrahem Hasan)の退社が明らかになった。
 
 3月15日に発表された「ナイキ」ブランドプレジデントのトレバー・エドワーズ(Trevor Edwards)の退任を皮切りに、現在までで合計11人の幹部の退社が決まっている。ナイキ社は、社則にそぐわない行為があったという訴えを元に内部調査を進めていた。
 
 グローバル事業の多くを監督していたジェイム・マーティン(Jayme Martin)がエドワーズに続き、さらにダイバーシティ&インクルージョンのトップなども相次いで退社が決まっている。
 
 事の発端は、職場でのセクハラや女性蔑視に関して、ナイキの女性従業員複数名が独自に行った調査だった。調査結果は3月5日にマーク・パーカー(Mark Parker)CEOに提出された。
 
 パーカーCEOは先週、従業員に対する謝罪を発表し、一週間程度で全ての人事が完了すると述べた。
 
 今年4月には、モニーク・マセソン(Monique Matheson)最高人事責任者が、女性や有色人種の管理職登用を加速する必要があるとの方針を示している。

 

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