セントマ出身デザイナーが新ウィメンズブランド「タクター」始動

 デザイナー山本奈由子による新ウィメンズブランド「タクター(Tactor)」が、2017-18年秋冬コレクションでデビューした。ブランド名はtactile(英:触覚の、触知できる)から派生させた造語。「服の視覚的な肌触りを大切に、五感にひびく特別な1枚」を提案する。

2017-18年秋冬コレクションのルック - Tactor

 デザイナーの山本は愛知県出身で、中部ファッション専門学校卒業後、デザイナー職を経て2007年に渡英。セントラル・セント・マーチンズ美術大学・大学院在学中に「アレキサンダー・マックイーン(Alexander Mcqueen)」や「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」「イーリー キシモト(Eley Kishimoto)」で経験を積み、卒業コレクションをロンドンファッションウイークで発表した。2014年に帰国後、国内ブランドでテキスタイルデザイナーとして勤務。2017年に自身のブランドを立ち上げた。
 
 デビューコレクションのテーマは「現実以上の尊い"なにか"に思いをはせる自分だけの時間、刹那的な白昼夢」。イギリスのEu離脱やドナルド・トランプの大統領選勝利といった自身が持つ日常の不満をグラフィックに落とし込み、異なる質感のテキスタイルとプリントを掛け合わせてオーバーサイズのシルエットに仕上げた。ラメ生地やスパンコールに施したオリジナルプリントは「夢想の先にある安息の地の植物」がモチーフ。全体的にブラックやネイビーなどの落ち着いたトーンで、シルバーやホワイトの光や赤色が差し色になっている。価格帯はバッグが7,800円〜2万8,000円、トップスが2万3,000円〜6万5,000円、ドレスが4万6,000円〜9万3,000円、ボトムスが4万2,000円〜4万8,000円、ジャケットが8万6,000円(全て税別)。デビューコレクションは大阪のセレクトショップ「Noncommittal」と新潟のセレクトショップ「Tity」で取り扱われる予定だ。
 

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