ゼビオが現役・引退のスポーツ選手の採用を強化、アドバイザーに北島康介を起用

 「ゼビオ」や「ヴィクトリア」を運営するスポーツ量販店大手のゼビオグループが10月6日、都内で事業戦略発表会を開催した。

左から加藤智治代表取締役社長、北島康介、H.L.NA代表取締役社長 中村竜 - Fashionsnap

 ゼビオグループは主力店舗のゼビオをはじめ、ヴィクトリアやグルフパートナーなどを全国で展開。スポーツ量販店市場では「スポーツデポ」などを手掛けるアルペングループとの2強で、昨年度の決算では業界1位となった。
 
 会見では加藤智治代表取締役社長が登壇し、特定なカテゴリーに留まることなく多角的な事業を手掛ける戦略として同社が掲げてきた「スポーツコングマリット構想」のさらなる推進と、今後の事業展望について発表した。同日にオープンした新店舗「スーパースポーツゼビオ調布東京スタジアム前店」をモノとコトを融合させた次世代総合スポーツショップと位置付け、今後の店舗展開のモデルケースとして活用していく方針。同店ではグループが展開するスノーピークとの提携店舗「L-Breath」をはじめとする専門業態が集積されるほか、フットサルコートなどのアクティビティ施設を併設する。
 
 また同社では現役・引退したスポーツ選手の雇用を積極的に行なっており、現在53人のアスリート社員を採用している。アスリートが安心してスポーツ続けられる環境づくりを目指し、セカンドキャリアとして活躍の場を提供するとともに、競技生活で培った技術的なノウハウや経験を社会に還元することでスポーツ産業の活性化に繋げていく狙いだ。2020年までに100人以上のアスリート社員の採用を目標に掲げており、会見ではスペシャルアドバイザーとして元水泳選手の北島康介の起用を発表。登壇した北島は「トップアスリートとして活躍できるのはごく限られている中で、競技を続けるか、引退するかを迷っている選手を多く見てきた。競技経験を生かして社会人としても学べる環境づくりは素晴らしい事業で、加藤社長の思いに共感した」と就任に至るまでの経緯を語り、アスリートのセカンドキャリアへの支援の意義についてコメントした。今後は、同社に在籍するアスリート社員へのアドバイスや採用強化のためのサポートをしていくという。
 

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