トランジット傘下企業とC Channel子会社が業務提携 キャスティングのリーディングカンパニーに

 トランジット(Transit)グループ傘下のトランジットクルーアテンダントと、C Channelが100%出資するYellow Agencyが、業務提携することを発表した。締結日は9月23日。キャスティングサービスを専門とする2社が手を組み体制を高めることにより、インフルエンサープラットフォームの拡大と、ソーシャルメディアプロモーションにおいて高付加価値のあるサービス提供を目指す。

取材に応じた(左から)C Channel 森川亮代表、Yellow Agency 平本誠二郎社長、トランジットクルーアテンダント 江頭康郎社長、トランジットグループ 中村貞裕代表 Fashionsnap

 トランジットクルーアテンダントは、トランジットグループが13年前から取り組んでいるエンターテインメント事業とケータリング事業部内に有していたビジュアル重視のスタッフキャスティング機能を独立させ、総合的なキャスティングカンパニーとして今年5月に設立。男性をメインに300名以上のスタッフが所属しており、主にファッションブランドをはじめとするイベントのキャスティングを行っている。今年6月に立ち上がったYellow Agencyでは、C Channelが運営する動画メディア「C Channel」のネットワークから生まれた10代から30代までの女性インフルエンサーに特化。国内に留まらず中国や台湾、タイ、インドネシアなど海外で人気を集めているインフルエンサーを含め約2,000名を管理している。
 
 今回の業務提携により両社の強みやネットワークを活かし、日本のインフルエンサーを海外に、そして海外のインフルエンサーを日本に送り込み相乗効果を図ることで、ジェンダーだけではなく国境を超えたサービス提案を行う方針。「C Channel」では昨年に公開した「マッチョカフェ」の潜入動画が高い再生数を記録したことから、Yellow Agency 平本誠二郎社長は「トランジットクルーアテンダントの男性スタッフを起用した"イケメン動画"を企画し、課金配信も検討している」と話し、インスタグラム(Instagram)などのSNSで影響力があるインフルエンサーも増やしていきたい考えだ。トランジットクルーアテンダントの江頭康郎社長は「売上は着実に伸びると考えている。現状の20%増を目指したい」と目標を語った。
 
 「ビルズ(Bills)」や「アイスモンスター(Ice Monster)」などを運営し"食のヒットメーカー"と呼ばれているトランジットグループの中村貞裕代表は、「ネット、情報誌、テレビ、すべてのマスメディアをセットにしてトレンドを生むことが大事。ここにインフルエンサーの拡散力を加えることで、更なる"爆発"を狙いたい」とコメント。C Channelの森川亮代表は、中国では個人の情報発信による影響力が強く、インフルエンサービジネスが確立されつつあるという背景を踏まえ、「アジアでは日本人が求められているので、その需要にコミットできたらいいと思う」と期待を示した。
 

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