ハンター、2016年苦戦も本年度は堅調

 英老舗ブランド「ハンター(Hunter)」の2016年通期業績は、積極的な投資に反して減収減益となった。米卸売事業において「様々な課題に直面した」としている。

Hunter

 2016年の売上高は、前年比約10%減の1億290万ポンド(約155億3700万円)と落ち込んだ。EBITDAベースの調整後利益は920万ポンド(約13億8900万円)で、やはり前年の1410万ポンド(約21億2900万円)から急落。

 レインブーツで有名な「ハンター」だが、近年はよりファッション的要素を取り入れ、多様な商品を扱うブランドとして立て直しを図ってきた。
  
 2016年に関しては、以前から業績が振るわないと予測されてきたものの、新商品の展開およびダイレクト・トゥ・コンシューマーの売上が好調なことから見て、現行年度は回復が期待できると考えられている。

 「2016年は、将来的な成長に向けブランドの地位を確立すべく、組織と事業に投資を行ってきた。非常に重要な一歩となった」とヴィンセント・ウォウター(Vincent Wauters)CEO。また、「今後も、商品展開に沿ったベストな販売網を確立すべく注力していく。卸先の多角化や、安定した大規模なダイレクト・トゥ・コンシューマープラットフォームを構築し、グローバルなライフスタイルブランドとして、真の可能性を実現していきたい」としている。

 こうした取り組みの成果か、本年度は「売上高が上向き傾向」で、「すでに多くの発注がある」という。EC事業も全ての市場で好調だ。

 実際、本年度アパレルとバッグの売上高はすでに昨年の倍以上に膨んでおり、特に好調なロンドンのリージェントストリート旗艦店をはじめ、店舗の売上は右肩上がりだ。なお、ブランドは東京出店を皮切りに、海外店舗の拡大にも力を入れている。


(2017年9月29日現在、1英ポンド=151円で換算)
 

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