バーバリー、16-17年通期は減収減益 ビューティー事業ライセンス委託が影響 

 バーバリー(Burberry)グループが5月18日に発表した16-17年通期決算は、香水と化粧品事業の再編費用により、純利益が7%減の2億8680万ポンド(約413億4400万円)となった。

Burberry

 先月初め、同社は香水と化粧品を含むビューティー事業のライセンスを米コティ(Coty)に委託するという決定を発表したが、本件に伴う特別費用を計上したことが影響した。
 
 上記ビューティー事業の業績は予想に満たなかったため、不足額を補完する必要があったことに加え、コティへのライセンス譲渡に掛かる費用もあり、経費は計4060万ポンド(約58億5300万円)に。
 
 また、厳しい市場に対応するため昨年同時期から実施した事業見直し計画には、2080万ポンド(約30億円)が投じられている。
 
 売上高に関しても、恒常為替レート換算で2%減、特に米州では11%の減収となった。アジア・太平洋地域は横ばい、ヨーロッパ、中東、アフリカでは3%と僅かに増収があった。
 
 一方、全体の4分の3を占める店舗での売上高は、3%増加している。卸売とライセンスは減収となった。
 
 しかし、全体の売上高も報告時点でのレート換算では10%増となっており、金額にして28億ポンド(約4036億3800万円)だった。イギリスのEU脱退に伴うポンド下落の影響が大きいという。国外で広く商品を販売しているバーバリーにとっては、ポンド安に推移した為替が有利に働いた。
 
 「2017年、ラグジュアリー市場が慌ただしく動く中で、バーバリーは過渡期を迎えた。来る成長に備えて講じた策は、ようやく成果が現れつつあるところだ。これからもそれが続いていくと信じている」とクリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)CEO兼クリエイティブディレクターはコメントしている。
 
 同氏は今年7月にCEO職を退き、元「セリーヌ(Céline)」トップのマルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)が後任に就く。
 

(2017年5月18日現在、1英ポンド=144円で換算)
 

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