パリ クチュール:「ソニア・リキエル」が初の「アトリエ」コレクション披露

 「ソニア・リキエル(Sonia Rykiel)」がパリ オートクチュール期間中、初となる「アトリエ(L’Atelier)」コレクションを発表、60年代パリの自由の精神を蘇らせた。

Sonia Rykiel L'Atelier Fall 2018 Couture - Photo: PixelFormula

 パリの左岸で学生による革命が起こったのは1968年のことだが、デザイナーのジュリー・ドゥ・リブラン(Julie de Libran)はまだ生まれてもいなかった。しかし、創業者の魂はルックの一つ一つに息づいていた。メゾンは68年に設立され、以来50年間も反骨の精神を体現し続けている。

 ショーはオールブラックのヒッピーシックなルックで幕を開けた。裾にフェザーをあしらったスカートとワイドラペルジャケット、そこへマラブーのレッドフェザーを合わせたビッグなベレーを合わせたり、あるいはシャイニーなストライプニットのドレスや、シルクボウで仕上げたビビッドカラーのドレスなども登場。
 
 パッチワーク使いや、アシンメトリーなニットカクテルドレスにブーツを合わせたスタイルなどは、レトロに甘んじないコンテンポラリーなムードを感じさせた。
 
 「クチュール期間中にクリエーションを披露できるなんて、招待状を受け取った時からずっと、すごくエモーショナルな作業になったわ。リキエルやブランドのアイコンたちの存在を称えることが大事なの。アイテムでいうと、ニット、ピーコート、メンズジャケットが鍵ね。女性がしっかりしたショルダーラインを持つことは、私にとって重要よ」とリブラン。

 見事なコレクションは、ほとんどクチュールと呼んでも良いほどの出来栄えだった。「製作の過程やサヴォアフェール(技)。私たちの素晴らしいアトリエを称えたかったの。このコレクションは彼らのためのもの。手仕事で作られていて、そういう意味では確かにクチュールと呼べるわね」。

 

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