パリ メンズ:「メゾン マルジェラ」、初のメンズ「アーティザナル」コレクションを披露

 「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」が、クチュールライン「アーティザナル(Artisanal)」で初となるメンズコレクションを披露した。

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Maison Margiela - Spring-Summer2019 - Menswear - Paris - © PixelFormula

 「フェミニティとカッティングを通して、新しい男性性を表現したんだ」とジョン・ガリアーノ(John Galliano)。コルセットやハイヒール、ヘアネットやスカーフ、レギンスといったフェミニンな要素が、確かに新鮮に昇華されている。特に見事なのはバイアスカットだ。ガリアーノが得意とするテクニックを用いたことにより、全く新しいシルエットとムードを生み出した。
 
 「メンズウェアを取り巻く状況が変わり始めたことにわくわくしているんだ。色々なメゾンで見られる新しいエネルギーにもね。だから、『アーティザナル』にフォーカスして、鍵となるシルエットを取り入れた。主にテーラードとバイアスだね。バイアスカットはもっとメンズに向けて開拓していきたいと思うよ」とガリアーノは語ってくれた。
 
 通常のメンズウェアコレクションは、9月にパリでウィメンズと同時発表される予定だ。
 
 ショーはツイードのケープとタイトパンツ、ヒールブーツといったルックで幕を開け、プリーツパンツはトランスパレントなメッシュトップとウィメンズのようなヘッドスカーフでスタイリング。さらにデニム調のジャケットはゴールドのジャカードで仕立て、トリムにはフェザーをあしらった。足元にはカウボーイブーツとピンクのスキニーパンツを合わせる。

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Maison Margiela - Spring-Summer2019 - Menswear - Paris - © PixelFormula

 他にも、ハイウェイマンスタイルのコートやウィンドウペン・チェックのスーツも素晴らしく、バイアスカットが体に沿う様子が目を引いた。やはり足元はゴールドのカウボーイブーツだ。ターコイズのPVCレギンスやフェティッシュなコルセットは決して実用的ではないが、ビスポークのクチュールラインならではの美しいイメージを見せてくれた。
 
 「素材についても、全く新しい使い方追求した。サテンクレープやツイードも、デイウェア向けにバイアスで仕立てた。注文した人の体に沿うようにね」。
 
 

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