ファーストリテイリング/8月期上期、ユニクロ好調で売上過去最高更新

 ファーストリテイリングが4月12日発表した2018年8月期第2四半期の連結決算は、売上収益1兆1867億6500万円(前年同期比16.6%増)、営業利益1704億9200万円(30.5%増)、純利益1041億5000万円(7.1%増)となった。

柳井正会長兼社長

 4月12日行われた決算説明会で、柳井正会長兼社長は、「売上3兆円にあと数年で達する。今必要なのは、3兆円を達成した以降、現在の体制では適応できず、商品と顧客サービスでいかに差別化し、グローバルで戦っていくかが重要だ」と自信をのぞかせた。
 
 国内ユニクロ事業のの売上収益は4936億円(8.5%増)、営業利益は887億円(29.0%増)と、増収増益。
 
 Eコマース販売を含む既存店売上高は8.4%増。Eコマースの売上は、31.6%の増収で、売上構成比は7.5%へと上昇した。
 
 例年以上の寒さにより、ヒートテック、ダウン、フリース、スウェット、暖パンといった防寒衣料の販売が好調だった。また、生産・物流・販売が連動した精緻な販売計画を策定し、タイムリーな商品投入が実現した。
 
 海外ユニクロ事業は、売上収益は5074億円(29.2%増)、営業利益は807億円(65.6%増)の増収増益となった。
 
 地域別では、全エリアで計画を上回る業績を達成し、特に北米、グレーターチャイナ、韓国で収益性が改善。
 
 グレーターチャイナ、韓国はヒートテック、ダウンといった冬物商品の販売が好調で、大幅な増収増益となった。
 
 東南アジア・オセアニアも引き続き業績が好調に推移。
 
 夏物商品が好調だったことに加え、トラベル需要を捉えた冬物商品の販売も堅調に推移し、大幅な増収増益だった。
 
 また、米国は地域別での商品構成の見直し、販売計画の精度の改善によりコア商品の販売が拡大したことから、赤字幅が大幅に縮小。
 
 欧州も好調なロシア、フランス、英国を中心に欧州全体で既存店売上高は増収となった。
 
 一方、コントワー・デ・コトニエ事業に関わる減損損失を77億円、セオリー事業傘下のヘルムートラングブランドに関わる減損損失10億円を計上したため、グローバルブランド事業の売上収益は784億円(11.4%増)、営業利益は56億円の赤字となった。
 
 2018年8月期通期の連結決算は、上期の好調を受け、上方修正した。
 
 売上収益は前回予想比600億円増の2兆1100億円(前期比13.3%増)、営業利益250億円増の2250億円(27.5%増)、純利益100億円増の1300億円(9.0%増)を予想している。



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