リシュモン、16年通期は純利益46%減

 スイスのラグジュアリーグループ、リシュモン(Richemont)が発表した16-17年通期業績は、純利益が46%減の12億ユーロ(約1484億7100万円)となり計画を下回った。時計業界全体の停滞が影響したという。

Baume et Mercier

 16-17年通期のグループの売上高は、4%減の106億ユーロ(約1兆3100億円)。
 
 スイスのAWPのアナリスト予想平均は、純利益13億ユーロ(約1608億4400万円)、売上高107億ユーロ(約1兆3200億円)だった。
 
 比較対象である前年15-16年には、リシュモンは傘下の高級ECプラットフォーム「ネッタポルテ(Net-à-Porter)」と、イタリア発の「ユークス(Yoox)」が合併したことによる特別利益6億3900万ユーロ(約790億6100万円)を計上していた。
 
 セグメント別の16-17年通期業績としては、「カルティエ(Cartier)」や「ヴァン クリーフ &アーペル(Van Cleef & Arpels)」などジュエリー事業の売上高が2%減の59億ユーロ(約7299億8400万円)、そして「IWC」、「ピアジェ(Piaget)」、「ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)」に代表されるウォッチ部門の11%の減収と大きく落ち込んだ。
 
 筆記具の「モンブラン(Montblanc)」、バッグの「ランセル(Lancel)」を含むその他の事業は、一方で売上高2%増の18億ユーロ(約2227億1000万円)だった。
 
 ここ2年間、スイスの時計業界にとっては厳しい状況が続いている。2016年、スイスの時計産業全体の売上高は9.9%減少した。前年15年にも、すでに3.3%減という数字が出ている。
 
 
(2017年5月12日現在、1ユーロ=124円で換算)
 

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