ロンドン ファッションウィークが今週開幕

 9月15日にロンドン ファッションウィークが開幕する。主な若手がパリへ移ってしまい、やや精彩を欠いた感のあるニューヨークに続く形となるが、ロンドンは逆に新たなブランドを迎えて賑わいそうな予感だ。

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Emporio Armani - Fall-Winter2017 - Womenswear - Milan - © PixelFormula

 まず第一に注目すべきは、何と言っても「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」のショーだろう。スターで溢れかえるランウェイになるはずだ。
 
 そして「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」にも注目だ。トップモデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)とコラボした最新の「トミー×ジジ コレクション(Tommy x Gigi collection)」は、ロックな巨大ライブハウス「Roundhouse」で披露される。ヒルフィガーは前回、前々回と、ニューヨーク、ロサンゼルスでコレクションを発表してきた。
 
 ここ数シーズンほどパリでオートクチュールを発表してきたイギリスのクチュリエ「ラルフ&ルッソ(Ralph & Russo)」も、今季はロンドンで既製服コレクションデビューを果たす。先日のトロント国際映画祭では、アンジェリーナ・ジョリーが同ブランドのカクテルドレスを着ていたことでも注目を集めた。
 
 バイヤーたちも引き続き大きく注目しているようだ。「ロンドンに来るのは好きだ。大好きなシモーヌ・ロシャ(Simone Rocha)と、才能に溢れたジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)、それに個性的な若いデザイナー、この三つが理由だね。ニューヨークと違って、若手が何百ものショーに埋もれたりしていない」と話すのは、米百貨店「ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)」のケン・ドウニング(Ken Downing)シニアヴァイスプレジデント兼ファッションディレクターだ。

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Simone Rocha - Fall-Winter2017 - Womenswear - Londres - © PixelFormula

 若手の中では、たとえばロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)とロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(Royal Academy of Arts)で学んだ中国人デザイナー、シャオ・リー(Xiao Li)は、ニットウェアとシリコンをブレンドした素材使いが面白い。また、フョードル・ポドゴルヌイ(Fyodor Podgorny )とゴラン・フライドマン(Golan Frydman)の「フョードル・ゴラン(Fyodor Golan)」は、ファッションの表現主義的なアプローチで注目を集める。さらにもう一組の中国人デザイナー、「ハイツィン・ワン(Haizhen Wang)」も、英国調ミリタリーユニフォームとネイティブアフリカン、そしてアジアのコスチュームをミックスしたスタイルが新しい。

 ロンドンのランウェイにおける中国の影響は非常に大きい。高級EC「ファーフェッチ(Farfetch)」と提携したことでも話題になった中国ECプラットフォーム、JDファッション(JD Fashion)のシャ・ディン(Xia Ding)プレジデントも、英国ファッション協議会(British Fashion Council)のキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)CEOと共にファッションウィークを祝う予定だ。JDファッションは「BFC/VOGUEデザイナー・ファッション基金(BFC/Vogue Designer Fashion Fund)」の新たなパートナーにもなっている。
 
 しかし忘れてはならないのが、やはり「バーバリー(Burberry)」だろう。新CEOマルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)が就任し、兼務を解かれたクリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)がチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして初めて行うショーとなる。
 

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