人工知能Sensy開発会社がTSIやはるやまなど3社と業務提携 8億円超の資金調達も

 パーソナル人工知能「センシー(Sensy)」の開発元であるカラフルボードが、TSIホールディングス(以下、TSI)、はるやまホールディングス(以下、はるやまHD)のグループ会社ミック、小売業に特化したITサービスを提供するヴィンクスの3社を引受先とした第三者割当増資を実施した。またTSI、はるやまHD、ヴィンクスの3社と業務提携を締結したことも併せて発表された。

カラフルボード

 カラフルボードとTSIは、アパレル製品の需要予測にセンシーのパーソナルAI技術を応用し、MD最適化エンジンの共同開発に着手する。課題となっている不良在庫の削減や機会損失の低減、MDオペレーションの高度化を目指すとともにEC分野を視野に顧客マーケティングの高度化でも共同研究をすすめていく予定。はるやまHDにおいては、はるやま商事と昨年から顧客一人ひとりに推奨した商品をDMに掲載する「パーソナライズDM」に取り組んでおり、来店数が通常のDMよりも58.7%増加したほか売上高が2,000万円上回ったという。今後はマーケティングツールとしての活用を広げながら紳士服を中心とするビジネスウエアの新しいスタイリング提案手法に関する研究開発も行う計画だ。ヴィンクスとは同社のPOSやCRM、MDなどのシステムでセンシーのプラットフォームおよびAI技術を連携させたサービスを推進していく。
 
 また、日本政策金融公庫の資本制ローン及び新株予約権付融資制度を活用したファイナンススキームにより総額8億円超の資金調達を行ったことも発表。これに伴い、累計資金調達金額は11億円となる。
 

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