帝人フロンティアが麻調の合成素材「シャレールリュクス」開発

 帝人フロンティアが、亜麻のようなナチュラルな表情感と清涼感を表現した新しい麻(リネン)調ポリエステル素材「シャレールリュクス」を開発した。2019年春夏から販売する。

シャレールリュクス - Image: 帝人フロンティア

 亜麻糸が持つ特有の糸斑を再現した「シャレールリュクス」は、細い部分と太い部分(スラブ)を交互に作り出した糸を使用。スラブの太さは細い部分の約1.5倍で、長さは100mm以上と他の合繊素材よりも長く作られている。これによって丸編みなどでも、麻生地特有の太さ斑をナチュラルに表現できる。
 
 麻素材はシワになりやすく白化しやすいなどの特徴があるが、シャレールリュクスはイージーケア性に優れ、白化を低減。微細な凹凸が肌離れ性やストレッチ性、ウォッシャブル性などの機能を果たしている。
 
 天然素材の需要が高まっているなか、原料価格が高騰していることや、イージーケア性と機能性に対するニーズが増している背景を受けて、同社はシャレールリュクスの開発を開始。天然素材調の合繊素材が関心を集めていることも後押しになったという。今後は"快適ファッション素材"としてアウターやジャケット、ボトムス、ブラウスなど幅広い用途に向けて提案していく方針。年間販売量については2018年度は1万m、2019年度は10万m、2020年度は25万mを目指すという。

 

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