注目集めるD2Cブランド「ラファブリック」が7.4億円を資金調達

 アパレルITベンチャー企業のライフスタイルデザインが、オンライン発カスタムオーダーファッションレーベル「ラファブリック(LaFabric)」の事業拡大に向け、グロービス・キャピタル・パートナーズを新規株主として迎え入れると共に、既存投資家であるニッセイ・キャピタル及びSpiral Ventures Japanへの第三者割当増資、日本政策金融公庫からの借入を含め、総額約7.4億円の資金調達を実施した。

画像: LaFabric

 ラファブリックは、自社で企画、製造した商品をECを中心とした自社チャネルのみで販売するD2C(Direct to Consumer)と呼ばれるビジネスモデルを構築している。商品企画や生産などの工程で発生する中間マージンを大幅に省き、小売店に卸さず自社チャネルで販売することで、従来のビジネスモデルで販売されている商品よりも高品質なものを同額もしくはそれ以下の価格で販売できるのが特徴だ。

 アメリカでは、原価を公開していることでも有名なEC特化型ファッションブランド「エバーレーン(Everlane)」やアイウエアブランド「ワービーパーカー(Warby Parker)」をはじめ、D2Cブランドが増えている。CB Insightsによると、アメリカのD2Cスタートアップ企業が2012年から2016年4月までの約5年間で調達した資金調達の総額は約2,500億円に及ぶ。

 ライフスタイルデザインは、資金調達によって「D2Cモデルをより強固にし、EC・リアル店舗を組み合わせたユーザー体験の強化や、新規性があり顧客メリットの高い商品ラインナップの企画・開発などを積極的に進める」としている。

 ラファブリックでは、オリジナル企画の生地を使用してデザインやサイズを自由にカスタムし、自分好みのオーダースーツやシャツを作ることができる。サイズの採寸データはパーソナルデータとしてクラウド上に保存され、2回目以降は自宅からカスタムオーダーも可能になっている。

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