田中里奈ディレクション「イズントシー」が好調、ECのみで売上月次2千万円へ

 女性向け動画メディア「C Channel」を展開するC Channelによるライフスタイルブランド「イズントシー(Isn't She?)」が好調だ。2017年6月末にデビューしてから5カ月で売上月次2,000万円を突破する見込み。ディレクションを手掛けているのはモデルの田中里奈。EC限定という販路でリアル店舗のような体験の場はなく、田中自身はブランドのビジュアルには一切登場していない。表立ったプロモーションを行っていない中で支持された理由とは。

ディレクションを手掛ける田中里奈 - 画像: C Channel

 イズントシーは「あなたの"いいな"を探す場所」として、ファッションが好きなF1層に向けて展開。すべてセレクト商品で、30〜40型の新作を毎月投入することで新鮮さを保ちながら、平均5,000円と手頃な価格帯を打ち出している点も特徴の一つだ。
 
 田中はビジュアルに一切登場せずディレクターのポジションに徹している理由として、「フラットに多くの人に愛されるサイトにするには"田中里奈"を除外する方が良いと思った。表に出ることで、自分を知っている・知らない、好き・嫌いで別れ、自分を支持してくれる人にターゲットが絞られてしまう」と説明。知名度を活かしたブランディングに取り組む芸能人やモデルは多いが、田中は「10年活動している中でファンの子との信頼関係ができているので、私が表に出なくてもイズントシーを見てくれると思う」と自負する。
 
 これまでも多くの企業とコラボアイテムを開発してきた田中は、イズントシーを「私の人生の壮大な計画の一つ」と位置付ける。ディレクションにおいてはイズントシーをクローゼットに置き換え、季節感を大事にしながらシーズンレスなアイテムもそろえることを意識。自身もバイヤーとして商品のセレクトに深く携わり、10年にわたりモデルとしてファッション業界で活動してきた自身の"目利き力"を活用している。顧客層にはリピーターや複数購入をする人が多いという。
 
 イズントシーの始動からまもなく半年。今月には初の展示会を開催した。田中は「ブランドとしての受け皿ができてきたところ。今後もイズントシーだからこそできることをしていきたい。動きはあるので楽しみにしていてほしい」とし、リアルイベントは今後も検討していくという。
 
 C ChannelのEC事業部 石田めぐみは「商品そのものだけではなく『誰から買うか(誰がおすすめしているか)』がより重要だと考えており、成功の鍵だと思っている」とし、今後も"人軸のコマース"を主力事業として追求していきたい考えだ。

 

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