第92回「ピッティ・ウオモ」、来場者数は減少

 6月13日~16日にイタリア・フィレンツェで開かれたメンズファッション展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」第92回は、来場者数がやや減少したものの、満足のいく結果を上げて閉幕したという。訪れたバイヤーの数は1万9000人をやや上回る人数となり、昨年同シーズンの2万500人から7.3%減となった。全体では3万人超が来場した。

Pitti Immagine

 「交通機関のストライキに悩まされ、特にイタリア人バイヤーには影響が大きかった。それでも、この第92回は素晴らしく成功を収めた回であることに変わりはない。『Fortezza da Basso』のほか、会場外のイベントも反響を得た」とラファエッロ・ナポレオーネ(Raffaello Napoleone)CEOは当紙にあkたる。
 
 イタリア人バイヤーの数は8-9%減少して1万2100人だったが、比較対象である16年の春夏シーズンは、3%増と過去数十年間で最多を記録していたことも関係している。また、前年同シーズンは国外からのバイヤーは2.4%増の8400人だったが、今回は約8000人。ちなみに、2009年には6000人だった。
 
 国外からの内訳はやはりヨーロッパ諸国がトップで、首位がドイツだった。しかし、2番目に多かったのは日本からの来場だ。そしてスペイン、イギリス、オランダ、中国、フランス、スイス、トルコ、アメリカ、韓国、ベルギー、オーストリア、ポルトガル、ロシア、スウェーデン、ギリシャ、デンマーク、ポーランド、カナダと続く。
 
 そして、「日本、スペイン、アメリカ、韓国、ロシア、東欧、北欧、オーストラリア、カナダからは増加、フランス、トルコ、オランダは横ばいで、中国、イギリス、ドイツからは減少した」とも発表されている。
 
 中国経済の減速や、ロシアの回復、イギリスのEU脱退問題など、今回の結果は世界の経済情勢を反映したものでもある。また一方で、従来の形式の小型小売店ではなく、ECによるセレクトショップが勢いを増しているというファッションと小売業界における流れも汲んでいると言えるだろう。
 

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