英ファッション・アワード、ミケーレ、ヴァザリアなどケリング勢が受賞

 「ブリティッシュ・ファッション・アワード(British Fashion Awards)」改め「ザ・ファッション・アワード(The Fashion Awards)」の受賞者には、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)、デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)、マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)、フランカ・ソッツァーニ(Franca Sozzani)、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)などが名を連ねた。

Alessandro Michele

 英国ファッション協議会が主催し、スワロフスキー(Swarovski)が協賛する同アワード。本年の受賞者の多くが、ラグジュアリーコングロマリット、ケリング(Kering)グループの関係者という結果になった。
 
 例えば、傘下の主要ブランド「グッチ(Gucci)」のアーティスティックディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレは、2年も経たないうちにメゾンを再興させたとして、インターナショナル・アクセサリーデザイナー部門で受賞を果たした。彼の装飾的な折衷スタイルは「グッチ」のアクセサリーの売上向上に大きく貢献し、今やハイストリートブランドへも影響を与えるような存在だ。
 
 デムナ・ヴァザリアも、自身のブランド「ヴェトモン(Vetements)」はもちろん、やはりケリング傘下の「バレンシアガ(Balenciaga)」で腕を振るっている。
 
 「ヴェトモン」ではインターナショナル・アーバン・ラグジュアリーブランドとして、「バレンシアガ」ではインターナショナル既製服デザイナーとしてW受賞したヴァザリア。「ヴェトモン」には賛否両論があるものの、ファッション業界に与えた影響は否定できない。また、「バレンシアガ」に関しては、就任わずかでメゾンへの注目度を一気に引き上げることに成功している。
 
 「グッチ」のCEOであるマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)は、新しく設けられたインターナショナル・ビジネスリーダー部門での受賞となった。当時まだあまり名の知られていなかったミケーレを2015年時点で起用し、「グッチ」を再び高い影響力を誇るブランドへ返り咲かせたことが彼の功績として挙げられる。
 
 ウィメンズウェア部門ではシモーネ・ロシャ(Simone Rocha)、メンズウェア部門ではクレイグ・グリーン(Craig Green)と英国勢が受賞。ブリティッシュブランド部門は、ケリングが所有する「アレキサンダー・マックイーン」に決まった。
 
 インターナショナル・モデル部門では、姉妹でノミネートされていたジジ・ハディッドが、ベラを破っての受賞。過去のランウェイやキャンペーンへの出演、SNSでの影響力などが考慮された。同賞はドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)がプレゼンターを務めた。
 
 ラルフ・ローレンはファッション業界における偉大な功績が評価されて特別賞に輝き、ベテラン写真家のブルース・ウェーバー(Bruce Weber)はイザベラ・ブロウ(Isabella Blow)と共にファッションクリエーター部門で、伊ヴォーグ編集長のフランカ・ソッツァーニ(Franca Sozzani)はスワロフスキーアワードを受賞した。
 

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