資生堂の第3四半期、米子会社の影響で純損失計上

 資生堂グループが発表した17年第3四半期の業績は、米国ベアエッセンシャル(Bare Escentuals, Inc.)社に関する特別損失が影響し、170億円の純損失を計上した。しかし、1-9月の3四半期連結累計期間に関しては、アジア事業がけん引して増収を記録。

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 通期業績予想は売上高と営業利益を据え置きつつも、純利益に関しては先日11月1日に引き続き二度目の下方修正を行った。修正後は通期の純利益50億円を見込む。
 
 主な原因となったのは米国における子会社であるベアエッセンシャル社で、11月1日に発表した額をさらに50億円上回る707億円の特別損失を計上している。
 
 しかし、17年1-9月期の営業利益は82.4%と大きく伸び、707億円を記録した。また、売上高も17.4%増の7312億円で、売上高と営業利益の通期予想は過去最高を達成する見込みだという。通期に関しては、売上高9850億円、営業利益650億円を予測する。
 
 売上構成比44%を占める日本市場もこの3四半期は好調に推移し、国内の売上高は11.8%増の3205億円となった。「国内における景況感は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調」が続いたほか、訪日外国人によるインバウンド需要が引き続き高まっていることも影響した。
 
 また、中国、アジア地域でも堅調で、中国事業の売上高は現地通貨ベースで20.8%増、アジアパシフィック事業は12.7%増だった。一方、「欧州は弱い成長にとどまり、米州は成長が鈍化している」という。
 

with AFP

 

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