掲載日
2017/04/04
2017/04/04
資生堂、バーバリーとのグローバルディストリビューション契約を終了
掲載日
2017/04/04
2017/04/04
資生堂は4月4日、バーバリー(Burberry)社とのフレグランスを含めたビューティー製品のディストリビューション契約(日本を含む)を終了すると発表した。
昨日、バーバリーは米コティ(Coty)社とフレグランス、スキンケア、メイクアップ商品に関する長期的な戦略的提携を結んだことを発表した。
資生堂側は、同社の中長期戦略「Vision 2020」に基づき、「プロダクティビティ(事業の生産性)と収益性改善に向けた選択と集中により」ブランドポートフォリオの見直しを進めていく一環だと説明している。
今後、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」や「ナルシソ・ロドリゲス(Narciso Rodriguez)」といった既存のフレグランスブランド育成に注力していくという資生堂。フレグランス事業の拡大に関しては、長期のライセンス契約やブランド取得といったビジネスモデルを志向する意向だ。
資生堂は、コティとバーバリーとの契約については触れていない。しかし、昨年取得した「ドルチェ&ガッバーナ」のライセンスに関しては、コティも交渉していた過去があり、資生堂にとっては十分なものとなったことだろう。
日本国内においては、2015年にバーバリー製化粧品の輸入・販売における提携契約を締結していた。
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