東京ファッションウィーク Day 3、LVMHセミファイナリスト青木明子のテーラードから滲む "女"

 「Amazon Fashion Week Tokyo 2018 A/W」も3日目を迎える。「リョウタムラカミ(Ryotamurakami)」と「パーミニット(Perminute)」は、経済産業省資源エネルギー庁主導の省エネプログラム「Save The Energy Project(STEP)」の一環として、山縣良和のプロデュース協力のもとランウェイショーを行った。STEPの取り組みに参加するメーカー、サトーとエイガールズがそれぞれ生産の一部を担い、ショー直後にコレクション数点を販売する"see now, buy now"形式も採用している。また、2018年LVMHプライズのセミファイナリスト、第14回ベストデビュタント賞と立て続けにノミネートされた期待の若手「アキコアオキ(Akikoaoki)」も注目を集めた。

アキコアオキ」、メンズライクなテーラードから滲む女性の身体性

Akikoaoki AW 2018 - Fashionsnap

 今年のLVMHプライズでショートリスト入りを果たした青木明子は、今一番勢いのある新人デザイナーのうちの一人だろう。今シーズンはランウェイショーではなくインスタレーション形式を選択し、ラックに掛かったアイテムをその場でモデル自らが身につけるという演出でコレクションを発表した。
 
 シャツ、ジャケット、スラックス、コートと、重ねていくのは全てメンズのテーラード要素が強いアイテムで、カラーパレットもホワイト、グレー、ブルーとビジネススーツのようにストイックなもの。しかし、首や肩を見せたカットや、大きくはみ出して広がったプリーツ、ギャザーでボリュームをもたせたシルエットなどは、素材とアイテムの持つ直線的なラインにセンシュアルな女性性を添えていた。メンズのアイテムに、着る女性の身体が内側から滲み出たような印象だ。その場で作り上げるレイヤードスタイリングも、”着る人”を意識したインティメートな見せ方で興味深い。

 

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