打倒アマゾンなるか?楽天が独自の配送ネットワーク「One Delivery」発表

 「今までにないネットエクスペリエンスを」。楽天の三木谷浩史代表取締役社長は7月17日、都内で開催された「楽天市場」の出店者向けイベント「楽天 Expo 2018」内で、独自の配送ネットワーク「One Delivery」構想を発表した。

楽天の三木谷浩史代表取締役社長 - Image: Fashionsnap.com

 「One Delivery」は不在再配達、配送料規制、送料値上げなど様々な問題を解決することを目的とした配送ネットワークで、今年1月に「新春カンファレンス」で構想が明らかにされた。
 
 「One Delivery」では楽天市場内の出店店舗を対象に、商品の保管から配送までを一元管理し、包括的な物流サービスを提供する。これに伴い、商品の保管から出荷までの物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターを全国に拡大。2019年内には千葉県・流山と大阪府・枚方に新物流拠点を開業する予定だ。また、楽天独自の配送サービス「Rakuten-Express」の配送エリアを全国に拡大するほか、受け取り場所や日時指定、配送時に顧客に最適なサービスの提案、複数注文を一度の配送で受け渡すサービスなど、利便性の高い配送の実現により顧客満足度の向上を図る。2020年までに楽天市場内の全店舗の荷物を受託することを目指し、今秋から出店者に案内を開始していくという。
 
 また、楽天市場における越境ECの売り上げ総額は2012年からの5年間で8倍に成長。楽天市場などの国内通販サイトで購入した商品を日本の倉庫でまとめてから海外に発送するサービス「楽天グローバルエクスプレス」においても、国内で展開する「One Delivery」構想と同様の物流サービスを提供していくという。「One Delivery」構想について三木谷浩史代表取締役社長は「アマゾンのような大きな企業が皆さんのビジネスをどんどん食っていく、そんな時代に突入しています。アマゾンのような企業に対して出店者のみなさんと一緒に戦い、そして成長して行きたいと思っております」と新戦略への意気込みを語った。

 

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