ケリンググループ、16年は増収増益

 ケリング(Kering)の16年通期業績は、「グッチ(Gucci)」、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」といった主要ブランドがけん引し、純利益が16.9%増の8億1350万ユーロ(約978億9000万円)となった。

Gucci, SS 2017 - © PixelFormula

  売上高は6.9%増の123億8000万ユーロ(約1兆4897億円)、オーガニックグロースは8.1%と、ファクトセットのアナリスト予想平均122億7000万ユーロ(約1兆4764億円)を上回る結果だった。
 
 営業利益は「歴史的な値」を記録し、14.5%増の18億8000万ユーロ(約2262億2500万円)に。
 
 「素晴らしい業績だ。ケリングは市場の期待に見事に応えてみせた。2012年以来最高の増収だ。下期に加速的な成長を見たのが功を奏した」とジャン=マルク・デュプレ(Jean-Marc Duplaix)最高財務責任者は電話会議で話した。
 
 「業界としては苦境に立たされている」中で、グループは「競合相手より早く成長している」とフランソワ=アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)CEO。特に「グッチ(Gucci)とイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の業績が芳しかった」という。グッチは12.7%、イヴ・サンローランは25.5%(オーガニック)と伸びた。
 
 上記2ブランドがけん引し、売上構成比3分の2を占めるラグジュアリー部門は、売上高7.8%増で80億ユーロ(約9626億5800万円)を超えた。
 
 一方で、昨年からグループ第2位のブランドという地位から転落している「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」は、やはり9.4%の減収と苦戦している。「ブランドの要であった観光消費が、客数の停滞で打撃を受けた」という。
 
 2017年の見通しについては具体的な数字こそ示していないものの、「マクロ経済的にも政治的にも不透明な状況」を受け、「メゾンとクリエーションのオーガニックグロースに力を注ぎ、引き続き成長を続けたい」としている。
 

(2017年2月14日現在、1ユーロ=120円で換算)
 

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