グリーンピース、水質汚染削減に取り組む「デトックス」企業としてH&M、ファストリ、アディダス、ベネトンなどを選出

 国際環境NGOグリーンピースが、2011年より展開している「デトックス・キャンペーン」の一環として、生産工程における水質汚染への影響を削減するための具体的な対策を行っているアパレル企業のリストを発表した。有害化学物質の使用停止に取り組む主な企業として、ファーストリテイリング/ユニクロ、ベネトン(Benetton)、マンゴ(Mango)、C&A、アディダス(Adidas)、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)、インディテックス(Inditex)/ザラ(Zara)など16企業が選出された。



 一方、中国の大手スポーツ用品メーカー、李寧有限公司(Li-Ning Company Limited)と米ナイキ(Nike)については、「(環境への取り組みを)表明しているものの、信頼できる行動が認められない」と指摘。また、その他のアパレル企業についても、製造過程において複数の有害化学物質が検出されているにもかかわらず、具体的な対策が行われていないと批判した。こうした企業は特に高級品セクターに多く、ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)、エルメス(Hermès)、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)、ヴェルサーチ(Versace)などが批判の対象となっている。

 繊維産業における有害化学物質には「環境ホルモン」と呼ばれる内分泌攪乱物質が含まれており、深刻な水質汚染を引き起こす。中国では、地表水の半分以上が飲用できない状態となっている。

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