バーバリー、ビューティー事業で米コティと戦略的提携

 バーバリー(Burberry)は4月3日、フレグランス、スキンケア、コスメティックのビューティー事業に関して、アメリカのコティ(Coty)と長期の戦略的提携を結んだと発表した。

Burberry

 「バーバリーのイノベーション、クラフトマンシップといった英国的な伝統と、コティのラグジュアリービューティーの分野におけるノウハウやリーダーシップを組み合わせる」ことがねらいだと両社。コティは、バーバリー・ビューティーの全商品に関する開発、製造、小売を請け負う。
 
 バーバリーは昨年10月の決算発表で、ビューティー事業については「主要市場における販売網の見直しに伴い、ブランドコントロールを厳しくした影響を受け、卸事業の売上が20%近く落ちた」と報告していた。
 
 しかし、昨今ラグジュアリー産業が回復傾向にあるほか、フレグランス「マイバーバリー(My Burberry)」および「 ミスターバーバリー(Mr. Burberry)」が主要市場でシェアを伸ばしているといった事実も踏まえると、やはりビューティー分野には開拓の余地がある。
 
 コティ側も、バーバリーが既存の取引先ラグジュアリーブランドと「完璧に」釣り合うと評し、ブランドを「次のレベル」に持っていきたいとしている。
 
 コティは、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」、「マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)」、「ヒューゴ・ボス(Hugo Boss)」、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」、「バレンシアガ(Balenciaga)」、「グッチ(Gucci)」といった高級ブランドから、「カバーガール(Covergirl)」、「マックスファクター(Max Factor)」、「リンメル( Rimmel)」などのマスマーケットブランドまで幅広いライセンス事業を展開する。
 
 クリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)CEO兼CCOは、「グローバルパートナーとしてコティのネットワークやノウハウを利用することで、バーバリー・ビューティーは新しいレベルに発展を遂げ、ビジネス面での成長が期待できるだろう」と話す。
 
 バーバリー・ビューティー事業は、パリに本社をおくコティのラグジュアリー部門が運営する予定だ。しかし、ここ数年でブランドイメージの統一を図っているバーバリーは、ビューティー商品の展開においてもクリエイティブ面でのコントロールを引き続き行っていくという。
 
 日本国内においては、2015年に資生堂がバーバリー製化粧品の輸入・販売における提携契約を締結している。
 

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