リシュモン、パリ・オペラ地区に高級腕時計デパートをオープン予定

 パリの商業向け高級物件を取り扱う仏不動産グループSFLは13日、仏老舗ブランド「Old England(オールドイングランド)」が入居するパリ・オペラ地区の建物をスイス高級品グループのRichemont(リシュモン)に売却したと発表した。リシュモンはこの場所に、世界最大の高級腕時計デパートをオープンする予定だという。

リッシュモン
パリのキャプシーヌ大通り12番地(12, Boulevard des Capucines)(Photo: Googleストリートビュー)


 SFLのBertrand Julien-Laferrière(ベルトラン・ジュリアン=ラフェリエール)社長は記者会見で、「この建物(総面積2,900平方メートル)のリシュモンへの売却契約書に署名した」と発表。売却価格は明らかにしなかったが、「当社評価額を大幅に上回る金額」とコメントした。

 SFLによると、「Old England」の賃貸契約は既に終了しており、黙示の更新が行われている状態だという。

 「Cartier(カルティエ)」、「Piaget(ピアジェ)」、「Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)」、「Vacheron-Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)」、「Baume & Mercier(ボーム&メルシエ)」などを傘下に抱えるリシュモンは、高級宝飾品店が軒を連ねるヴァンドーム広場(place Vendôme)にほど近いキャプシーヌ大通り(Boulevard des Capucines)に、各ブランドの高級腕時計を取り揃えたメガストアの開店を予定している。

 同グループは、高級腕時計をはじめとする高級品志向の中国人顧客をターゲットとする意向。同地区には「Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)」や「Printemps(プランタン)」といった百貨店があり、中国人観光客が多数訪れている。

 一方、SFL社長は同社が所有するこの界隈の一連の物件(Edouard VII)の改修工事についても発表し、「ユニクロ」や「Apple Store(アップルストア)」などのオープンにより近年「商業活性化が見受けられるオペラ地区」の需要に応えるためと説明した。この改修に関する投資額は不明。同社長は、対象不動産に含まれるオランピア劇場(l'Olympia)やエドワールVII劇場(Edouard VII)は改修の対象にはならないと話している。

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