大手百貨店4月は消費増税で反動減 一部店舗はプラスも

 大手百貨店各社が4月度の売り上げ速報を発表し、5社すべてで前年同月から1割前後のマイナスとなった。4月から消費税率が8%に引き上げられたことで、宝飾品や特選ブランドの高額品を中心に駆け込み需要の反動が影響したが、全体的には回復傾向にあるという。

 消費税率の引き上げを目前にした3月は、中旬以降に駆け込み需要が集中し、全国百貨店売上高は既存店ベースで前年比25.4%増を記録。前回引き上げられた1997年3月の同23.0%増を上回る伸び幅となった。全品目がプラス成長し、特選ブランドや美術・宝飾・貴金属などの高額品をはじめ、家具や化粧品、20%近く前年同月から増加した主力の衣料品が特に好調だった。

 4月は大手百貨店各社で購買促進策を講じ、高島屋(単体)の単月売上高は前年比13.2%減だったが3月からの累計は10.3%増で推移。同15.3%減の大丸松坂屋も3月からの累計は11.7%増で、月初2週間の約2割減から第3週は約1割減、第4週は1桁減となり、マイナス幅は縮小傾向にある。そごう・西武は同11.4%減だったが、ファッションを軸に商品を大幅に入れ替えたことで徐々に回復しているようだ。三越伊勢丹は基幹3店舗のうち三越銀座店、阪急阪神は阪急メンズ大阪が前年実績を上回り、両社とも同7.9%減にとどまった。

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