ヒューゴ・ボス、ブランド数縮小 2018年までに増収回復目指す

  ヒューゴ・ボス(Hugo Boss)が、ブランド展開を単純化し、若い客層取り込みに向け価格を是正する計画を発表した。2018年までに増収回復を目指す。
 
 今年の5月に就任したマルク・ランガー(Mark Langer)CEOは、今後、プレミアムビジネスウェアの「ボス(Boss)」と、より若い顧客を想定してリブランディング予定の「ヒューゴ(Hugo)」の2ブランドに絞る意向だと話した。

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 同社は、ロンドンで行った投資家説明会にて、17年通期業績は横ばい、18年に関しては、年内に世界的な価格調整を完了し増収へ転じる見込みだと説明している。
 
 トレンド路線の「ボス オレンジ(Boss Orange)」とスポーツテイストの「ボス グリーン(Boss Green)」は、どちらも「ボス」ブランドに統合されるという。
 
 一方で、既に若い層を対象としている「ヒューゴ」もリブランドを図り、「求めやすい価格のファッショナブルなコレクション」を目指して30%ほど価格を引き下げる方針だ。価格改定については、18年春夏シーズンからの適用となる。
 
 クラウス=ディートリッヒ・ラース(Claus-Dietrich Lahrs)前CEOが高級路線の転換を図り、ウィメンズウェアに力を入れていたのに対し、ランガー現CEOはブランドのルーツに立ち返り、スマートなメンズのスーツを提案していきたいと発表した。
 
 同時に、ウィメンズウェアも依然ビジネスに重要な位置を占めるともしており、デザイナーのジェイソン・ウー(Jason Wu)と仕事を続けていくという。しかし、来年のニューヨークファッションウィークでは、ウィメンズではなくメンズコレクションを発表する予定になっている。
 

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