ケリング、18年第1四半期は27%の増収

 ケリング(Kering)グループの2018年第1四半期業績は、27.1%の増収となった。特に「グッチ(Gucci)」が40%近く売上を伸ばしてけん引。しかし「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」は引き続き伸び悩んでいる。

Balenciaga Spring/Summer 2018 campaign - Photos: Balenciaga

  グループの連結売上高は31億800万ユーロ(約4134億9200万円)で、比較ベースでは36.8%の伸びを記録している。
 
 主要ブランド「グッチ」は非常に好調で、売上高が37.9%増の18億6600万ユーロ(約2482億5500万円)となった。比較ベースでは48.7%の増収。直営店舗での売上は50%と大幅に増加し、オンラインセールスも米国市場がけん引して2桁台の成長を見せた。
 
 一方、「ボッテガ・ヴェネタ」の売上高は6.8%減の2億6100万ユーロ(約347億2400万円)。今年2月にはファッションウィーク中のニューヨークでマディソン街に新旗艦店をオープン、さらに大規模なランウェイショーも行っているが、引き続き業績は伸び悩んだ。
 
 「サンローラン(Saint Laurent)」は堅調に推移し、売上高は12%増の4億800万ユーロ(約542億8100万円)だった。アジア・太平洋地域が急速な成長を見せたほか、卸売事業は32%の増収に。
 
 「ケリングは第1四半期も引き続き素晴らしい業績を記録している。所有ブランドをラグジュアリー分野のみに絞ったことで、比較的順調に推移する業界全体と比べても、それを大きく上回る成長となった。グループ内の事業は全般にわたって好調だったが、特に『グッチ』、『サンローラン』、『バレンシアガ(Balenciaga)』は急速な伸びを見せている」とフランソワ=アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)CEO。
 
 「比較対象の前年は高い数値で、さらに為替変動も不利な状況ではあるが、それでも傘下のメゾンが引き続き好調に成長していけると信じている。イノベーションと大胆なクリエイティビティが後押ししてくれるだろう」。
その他のブランド部門も売上高31%増の4億6300万ユーロ(約615億9800万円)で、非常に好調だった「バレンシアガ」がけん引した。「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」もすべての地域で直営店舗が好調に推移。
 
 当四半期にはステラ・マッカートニ-(Stella McCartney Ltd)がケリングから残りの自社株50%を買い戻したほか、スノーボードブランド「ボルコム(Volcom)」の売却も進んでいる。
 

(2018年4月25日現在、1ユーロ=133円で換算)
 
 

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