ミラノ ファッションウィーク、充実したプログラムで開幕

 ミラノ ファッションウィークが2月20日~26日の期間開催される。「素晴らしいファッションウィークになるはずだ!ランウェイショーにプレゼンテーション、イベント、スペシャルプログラムなど、本当に充実しているよ」とイタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)(以下、CNMI)のカルロ・カパサ(Carlo Capasa)会長。

Versace at Palazzo Reale - © PixelFormula

  いつもより一日前倒しでスタートする今シーズンは、「モンクレール(Moncler)」の新プロジェクト「ジーニアス・ビルディング(Genius Building)」で幕を開ける。今までは、「ガムブルー(Gamme Bleu)」と「ガムルージュ(Gamme Rouge)」という二つのプレミアムラインで、それぞれミラノ、パリを舞台にランウェイショーを行ってきた「モンクレール」だが、昨年11月に各レーベルを終了。今後は8人のクリエイティブディレクターによるアプローチで包括的な展開を目指していく。
 
 2月23日には、「ヴェルサーチ(Versace)」が、メゾン創立40周年とドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)就任20周年を祝う。ジャンニ・ヴェルサーチ(Gianni Versace)が初のコレクションを発表したのは1978年のことだ。ミラノの歴史的建造物、パラッツォ・レアーレがショー会場となる。
 
 他にもCNMIが設立60周年を記念して、イタリアンファッションの歴史を振り返る『Italiana. L’Italia vista dalla moda 1971-2001』展を開催。また、50周年の「エトロ(Etro)」は24日に特別ランウェイショーを、そして「ミラ・ショーン(Mila Schön)」も60周年を祝ったパーティを予定している。
 
 さらに、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨークと場所を移して開催されてきた「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」のスペクタクルショーも、今季はミラノで披露されるということで注目を集める。ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)とコラボレーションコレクション「トミー×ジジ(Tommy x Gigi)」も第4弾を迎え、5000人近いゲストが招待されるとの噂もある。
 
 公式スケジュール上では64のランウェイショー(重複なしで61)が行われ、合計155のコレクションが発表される計算だ。先シーズンはランウェイショー63、コレクション数159だった。また、プレゼンテーションは91、イベントは28件予定されている。オフスケジュールでも、25日の「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」のほか、「ロッコバロッコ(Roccobarocco)」、「ジョン・リッチモンド(John Richmond)」、「エリザベッタ・フランキ(Elisabetta Franchi)」に、皮革業で有名な中国・海寧市のプロジェクトによる「Foor」、「Xuebao」など様々なショーが行われる。
 
 需要の高まりを前に、直前にプランを変更するブランドも少なくない。「プラダ(Prada)」は22日のショーを午後6時から午後8時に変更し、会場もプラダ財団の保管庫に移動している。同じ日時にショーを予定していた「モスキーノ(Moschino)」は、21日の午後8時にスケジュールを改めた。

Christian Pellizzari - © PixelFormula

 今シーズン不在となるのは7ブランドで、ローマでアルタローマ(AltaRoma)のクチュール期間中に20周年を祝った「フランチェスコ・スコニャミリオ(Francesco Scognamiglio)」、新旗艦店オープンに伴いニューヨークでコレクションを発表した「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」、プレゼンテーション形式を採用した「ファウスト・プリージ(Fausto Puglisi)」のほか、「ビブロス(Byblos)」や「アキラーノ・リモンディ(Aquilano.Rimondi)」、「ザ・シリウス(The-Sirius)」、「シーナ(Ssheena)」、「サブリナ・マンデッリ(Sabrina Mandelli)」も欠席する。
 
 一方で、新規や復帰組も8ブランドが新たに名を連ねる。まずは「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」が前シーズンのロンドンからミラノへ戻り、クリエイティブディレクターのマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)退任後にプレゼンテーションを行っていた「エミリオ・プッチ(Emilio Pucci)」もランウェイにカムバックする。さらに、前回はオフでコレクションを発表していた「フィロソフィ ・ディ ・ロレンツォ ・セラフィニ(Philosophy di Lorenzo Serafini)」もオンスケジュールに返り咲く。
 
 新規では、「モンクレール」や「トミー・ヒルフィガー」をはじめ、それまでニューヨークでショーを行っていた「フランチェスカ・リベラトーレ(Francesca Liberatore,)」や、「エリカ・カヴァリーニ(Erika Cavallini)」が公式スケジュールに加わる。
 
 そして「クリスチャン・ペリッツァーリ(Christian Pellizzari)」が今回初めてウィメンズ期間に参加。2011年にメンズウェアブランドとして立ち上げられ、その2年後にウィメンズラインをローンチし、2014年にはジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)により「アルマーニ劇場」のゲストとしてデビューを飾った同ブランド。すでに3年ほどメンズファッションウィークでメンズ・ウィメンズのコレクションを披露している。今回も、22日に男女混合のショーを行う予定だ。
 
 

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