ラルフ・ローレン、元「ヴァイス」の人材起用で最高マーケティング責任者職新設

 ラルフ・ローレン社(Ralph Lauren Corp)が、最高マーケティング責任者(CMO)職を新設し、ヴァイス・メディア(Vice Media)の元幹部であるジョナサン・ボトムリー(Jonathan Bottomley)氏を起用した。また、トム・フォード・インターナショナル(Tom Ford International)の元最高執行責任者(COO)をブランドプレジデントに決定している。

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 ジョナサン・ボトムリー氏は、直近では米デジタルメディアのヴァイス・メディア(Vice Media)にて最高戦略責任者(CSO)を務めていた。
 
 「ヴァイス」は独自のジャーナリズムでも注目を集める若者向けのメディアだ。
 
 一方のトム・メンデンホール(Tom Mendenhall)氏は、「メンズ・ポロ(Men's Polo)」、「パープルレーベル(Purple Label)」、「ダブルアールエル(Double RL)」のブランドプレジデントに3月29日付で就任する。アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)やケリング(Kering)傘下のグッチ(Gucci)などでも要職を務めた人物だ。
 
 今回の人事は、ステファン・ラーソン(Stefan Larsson)前CEOが6月に導入した「ウェイフォワード(Way Forward)」プランの一環で、チームのリーダーシップを強化し、コアブランドに立ち戻ることを目的としている。
 
ステファン・ラーソン前CEOは、先日2月2日、創業者のラルフ・ローレン氏と方向性に関する意見の相違があったという理由で退任を発表している。
 
 他のブランドと同じく、ラルフ・ローレンもここ数四半期のラグジュアリー業界の停滞に打撃を受けた。
 
 また、各百貨店が超過在庫を処分するため行った値下げにより、利益にも影響が出たほか、安価なラインである「ポロ(Polo)」「ローレン(Lauren)」は、「H&M」や「ザラ(Zara)」などのファストファッションブランドとの競争にも直面している。
 
 同社は再建計画「ウェイフォワード」のもと、経費削減を目的に、約1000人を解雇し50店舗を閉鎖する予定があるとも発表していた。
 

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