パリ・ファッションウィーク、今シーズンの注目ブランドは?

 9月から10月にかけ、今年も2016年春夏のウィメンズプレタポルテコレクションが世界で順次発表される。ニューヨーク(9月10日~17日)から始まって、ロンドン(18日~22日)、ミラノ(23日~29日)とファッションウィークが続く。パリでは9月29日から10月10日の9日間開催されるが、今期も新たな顔が見られる一方で、姿を消したブランドも。

Christelle Kocherの2015春夏コレクション

 パリのファッションウィークでは、現時点で91ブランド(未確定)のショーが予定されており、5000人近い人々が出席するという。これは2014年9月とほぼ同じ数字となっている。主な会場は、現代アートの中心として名高いパレ・ド・トーキョーのほか、グラン・パレ、チュイルリー公園などの名所から、ドック・アン・セーヌといった新スポットまで様々だ。
 
 初日である29日にショーを行うのは「ルシアン・ペラフィネ(Lucien Pellat-Finet)」で、その他2つの新しいブランドもコレクションを発表する。また、フィンランド人デザイナー、トゥオマス・メリコスキ(Tuomas Merikoski)のブランド「アールト(Aalto)」も、今年の3月に続いて2度目のコレクションを披露、都会的でアーティー、モダンな世界観を打ち出す。
 
 同日に初めて顔を見せるブランドは、「デザイナーズ・アパートメント(Designers Apartment)」と、「コシェ(Koché)」の二つ。「コシェ」のクリステル・コシェ(Christelle Kocher)は、「アトリエ・ルマリエ(Ateliers Lemarié)」(オートクチュールの羽細工工房)のアーティスティック・ディレクターを経験したほか、「ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)」のアシスタントや、「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」のウィメンズラインでトーマス・マイヤー(Thomas Maïer)のもとでシニアデザイナーを務め、最近ではLVMH賞のセミファイナリストに選ばれた経歴を持つ。今回のコレクションでは、刺繍や羽細工などの素材で遊んだユニークなワードローブを提案する予定だ。
 
 30日は、「ギ・ラロッシュ(Guy Laroche)」、2度目の参加となるアメリカの「Adam Andrascik(アダム・アンドラシック)」、「メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)」、「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」、「ルメール(Lemaire)」、「ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)」、「アレクシ・マビーユ(Alexis Mabille)」がショーを行う。10月1日には、「クロエ(Chloé)」、「パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)」、「バルマン(Balmain)」、「リック・オウエンス(Rick Owens)」、「ランバン(Lanvin)」のほか、メンズファッションウィークで話題になった新進フレンチブランド「ヴェットモン(Vêtements)」や、新アーティスティック・ディレクターのアレクシス・マーシャル(Alexis Martial)とアドリアン・カヨド(Adrien Caillaudaud)が手がける「カルヴェン(Carven)」が初のコレクションを披露する。
 
 また、10月2日には「ロエベ(Loewe)」や「チャラヤン(Chalayan)」、「ディオール(Dior)」、そしてアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)最後のコレクションを発表する「バレンシアガ(Balenciaga)」がショーを開催。それに続いて、3日はギヨーム・アンリ(Guillaume Henry)による初めてのコレクションが注目の「ニナ・リッチ(Nina Ricci)」や、「ケンゾー(Kenzo)」、「ウンガロ(Ungaro)」、「セリーヌ(Céline)」、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」、4日は「サンローラン(Saint Laurent)」、「エルメス(Hermès)」、「ソニア・リキエル(Sonia Rykiel)」、5日は「シャネル(Chanel)」、「アニエス・ベー(Agnès b.)」、「ヴァレンティノ(Valentino)」、6日は「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」、7日は「ミュウミュウ(Miu Miu)」が登場する。

 その他のトピックとしては、「ダミール・ドマ(Damir Doma)」がミラノに拠点を移し、今後パリではショーを行わないという。
 

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