パリ メンズ:「アンダーカバー」がメンズで初参加

 「アンダーカバー(Undercover)」が、パリでは初となるメンズのランウェイショーを披露した。「THE NEW WARRIORS」とのタイトルが掲げられた会場で、2019年春夏メンズコレクションとして、高橋盾は8つのギャングチームを作りあげてみせた。

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 それぞれ「The Dead Hermits」、「Vlads」、「Bootleg Truth」、「Bloody Geekers」、「Zen Mondooo」「The X Shaddow Hoppers」、「The Larms」、「Zoruge」と名付けられ、音楽からマンガやアニメ、ゲームに暴走族とインスピレーションは様々だ。
 
 「The Dead Hermits」は白いスニーカー、ベージュのパンツとブルゾンやジレを纏い、頭に赤いバンダナを巻くスタイルだ。白塗りでダークななムードを漂わせた「Vlads」は、80年代のゴスバンド、バウハウスの白いプリントを施した黒いウェアで登場。続く「Bootleg Truth」では、アーガイルのハイソックスとタータンキルト、それにビッグニットやビビッドなジャケットを合わせたルックを見せた。

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Undercover - SS 2019 - Men's - Paris - © PixelFormula

  "オタク"な雰囲気が特徴的な「Bloody Geekers」は、デニムやバギーパンツに、懐かしのテレビアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』のキャラクターをあしらったスウェットをスタイリング。打って変わってヘルメットやマスクを纏った集団は、「Zen Mondooo」の名の通り「禅」という漢字をあしらったトップに、膝あて、グローブなど、日本の暴走族とスポーツをミックスしたようなスタイルだ。さらに「The X Shaddow Hoppers」は、巨大なバックパックのベルトを体に巻き付け、レインウェアやナイロンパーカといったアウトドアギアに身を包んでいるが、色違いのジップやチェックの使い方がアクセントを添えていた。
 
 「The Larms」はビビッドカラーのビニール素材を使ったアウターと、膝をカットしたデザインのコンフォートパンツといった出で立ちで、どこかディストピックな近未来を思い起こさせる。そして最後の「Zoruge」は、頭にベレー、首にスカーフという恰好で、東京やニューヨーク、パリといった世界の大都市と怪獣が描かれたTシャツを纏っていた。

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Undercover - SS 2019 - Men's - Paris - © PixelFormula

 高橋盾は今年3月のパリ ファッションウィークを最後にウィメンズショーを休止し、今季からメンズをファッションショー形式で発表すると決定した。1月には、イタリア・フィレンツェのメンズファッション展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」で「タカヒロミヤシタ ザソロイスト(Takahiromiyashitathesoloist)」と合同ショーを披露したことで、十年ぶりのメンズランウェイ復帰を果たしている。
 
 

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