新生「ジー・ゼニア」、スポーティーなコレクションをピッティで披露

 「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)」のカジュアルライン「ジー・ゼニア(Z Zegna)」が、フィレンツェで開催中のメンズ展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」に復帰し、ブランドの新しいアイデンティティをレトロフューチャーなスタイルで披露した。テーラーの精神を守りつつ、アクティブウェアの要素を取り入れたコレクションに仕上げている。

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  「ベルルッティ(Berluti)」から、以前手掛けていた「ジー・ゼニア(Z Zegna)」へと出戻ったアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)だが、今回は「ゼニア」の全ラインのデザインを手掛けることになる。ミラノ ファッションウィークの初日にあたる1月13日には、「エルメネジルド・ゼニア」のランウェイショーも予定されている。「ピッティ・ウオモ」のスタンドにも姿を見せたサルトリは、しかし自身が手がけた「ジー・ゼニア」には言及していない。

 サルトリと共にコレクションに携わるのは、ゼニアグループに15年勤めるアイルランド出身のデザイナー、ミュレー・スカロン(Murray Scallon)だ。以前は「ゼニア スポーツ(Zegna Sport)」を手掛け、2014年から「ジー・ゼニア」に加わった。
 
 今回のコレクションは、スキーやアルピニストの世界にインスパイアされたもの。特に、ゼニア一族がホテル産業を営み、1977年にはスキーコンテストも主催したイタリアのビエルモンテに着想を得た。
 
 エレガントなワードローブには、70年代に「ゼニア」が立ち上げたスキーアパレルプロジェクトの影響が見られる。スキーマスクにマウンテンシューズ、ツイードやラインの入ったパンツ、ウールのグローブ、スキーセーター、ウォータープルーフのジャケットやブルゾンといったアイテムはすべて、テックメリノ(Techmerino)のような高機能の先端素材を用いている。
 
 「ジー・ゼニア」はグループの総売上のうち15%を占めており、特にアジアで好調だ。また、ヨーロッパやアメリカでも順調にだという。今回のコレクションでは価格の幅も広がり、700~1000ユーロ(約9万~12万円)といった商品から、1000~2000ユーロ(約12万~24万円)のものまで揃える。
 

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