「ギャップ」、 中国の"不正確な地図"をTシャツにプリントしたとして謝罪

 「ギャップ(Gap)」が、Tシャツに印刷した中国の地図が"不正確"だったとして謝罪している。今後こうした間違いが起こらないよう、「厳正な検査」を行っていくとも釈明した。

問題となった「ギャップ」のTシャツ - Twitter/People's Daily China

 中国のSNS微博(Weibo)上に件のTシャツのイメージが投稿されたことがきっかけで問題となった今回の一件。画像を投稿したユーザーは、実際の中国の領土にはチベット、台湾、南シナ海が含まれると指摘している。投稿主はカナダの「ギャップ」アウトレットでTシャツの写真を撮影したという。
 
 「ギャップ社は中国の主権と領土保全を尊重しています。複数の国で販売されていた『ギャップ』ブランドのTシャツが、中国の正しい地図を反映していなかったことを知りました。これは意図しない誤りで、真摯に謝罪いたします」とギャップ側は微博を通じて声明を発表している。また、該当商品は中国市場での販売をすでに中止しているとも付け足した。
 
  近年、中国は自国の領土だと主張する地域に関して、使用する言葉の規制を強化している。
 
 他にも、デルタ航空やマリオット・インターナショナルといったアメリカの会社が同様の問題で謝罪を表明した例もある。
 
 外国の航空会社のウェブサイトに対し、台湾、香港、マカオの表記方法を変更するよう強制するという中国のやり方には、今月初めに米国政府も「オーウェル的(ジョージ・オーウェルの描く管理社会のイメージを指す)なナンセンス」と異議を唱えている。
 
 

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