「セオリー」クリエイティブディレクター、リサ・カルソンが退任

  「セオリー(Theory)」のウィメンズ・クリエイティブディレクターを務めていたリサ・カルソン(Lisa Kulson)が退任する。理由は「他のクリエイティブなプロジェクトに関わるため」で、後任は未定。

Lisa KulsonTheory

 リサ・カルソンは、1997年の「セオリー」設立と共にヘッドデザイナーとして参画。そして自身のブランド「カルソン(Kulson)」を立ち上げるため、2002年に退任した。並行して、「トミー・ヒルフィガー(Tomy Hilfiger)」のコンテンポラリーライン「H」のローンチなどにもコンサルタントとして関わっている。その後、オリヴィエ・ティスケンス(Olivier Thyskens)の後任と言う形で2014年春夏コレクションから再び「セオリー」に復帰し、現在まで3年間ウィメンズ・クリエイティブディレクターを務めてきた。2016年からはCFDAのメンバーにも加わっている。
 
 「今の『セオリー』に必要なのは、ほんの少しのフェミニンさとセクシーさ。Theoryはキャリアウーマンのワードローブというイメージがつきすぎているので、もっとファッションを楽しむ現代の洗練された女性のライフスタイルにあう服にしたい」と就任当時に語っていたカルソンは、トレンドを取り入れ洗練されたシルエットを提案してきた。

 「自分が変化を求めていると感じていて、ちょうど良いタイミングだと思った」と声明では述べており、「アンドリュー(アンドリュー・ローゼン(Andrew Rosen)セオリーCEO)と『セオリー』の皆さんのサポートと信頼に感謝したい。ここまで一貫した商品を作る機会を持つことができ、私のキャリアの中でも特にエキサイティングでやりがいのある経験になった。これからもブランドのことを考えています」と話した。
 
 また、アンドリュー・ローゼンCEOも、「市場をけん引できるブランドに成長できたのも、彼女の貢献があったからだ」と謝意を表している。
 
 アメリカ・ニューヨークでアンドリュー・ローゼンが中心となって設立した「セオリー」は、"アーバンユニフォーム"というコンセプトのもと、モダンなエッセンシャルアイテムを展開。2003年にリンク・インターナショナル(現リンク・セオリー・ジャパン)がファーストリテイリングと共同でブランドを買収し、2009年にはファーストリテイリングが「セオリー」事業を完全子会社化した。2016年には「ユニクロ(Uniqlo)」とコラボレ―ションした「ユニクロ×セオリー」も発売している。
 
 2017年8月期のグループ連結決算では、具体的な数字こそ明かされなかったものの、セオリー事業は「大幅な増益になった」ことが発表された。
 
 先日ニューヨークで発表された2018年プレフォールが、カルソンが手掛ける「セオリー」最後のコレクションとなる。

 

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