「セオリー」新クリエイティブディレクターに元「ザ ロウ」のフランチェスコ・フッチが就任

 「セオリー(Theory)」ウィメンズコレクションの新クリエイティブディレクターに、「ザ ロウ(The Row)」でヘッドデザイナーを務めていたフランチェスコ・フッチ(Francesco Fucci)が決定した。昨年末に退任したリサ・カルソン(Lisa Kulson)の後任となる。

Francesco Fucci

 「ザ ロウ」に5年間勤めたフッチだが、それ以前は「ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)」でデザインディレクターとして活躍していた。他に、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」での経験もある。
 
 イタリア・ナポリにてパターンメイキングを学んだ後、ミラノではアメリカ人デザイナー、ローレンス・スティール(Lawrence Steele)、パリではルイ・フェロー(Louis Féraud)やイヴァン・ミスペラーレ(Yvan Mispelaere)のもとで腕を磨き、フランスクチュール刺繍のアトリエでも修行した。そしてニューヨークへ渡ることになる。

 フッチが「セオリー」で初めて手掛ける2019年プレスプリングコレクションは、スポーツウェアやワークウェア、ユニフォームといった要素を取り入れ、ブランドのルーツに立ち返ったものになったという。「女性の体に合わせたメンズワードローブを構築するというコンセプトが出発点で、パンツ、ジャケット、シャツといったブランド設立当初に揃えたアイテムを発展させた」とブランド。

2019年プレスプリングコレクション - Theory

 フッチはポストマンや労働者、看護婦などのユニフォームを再解釈しつつ、フォルムやボリュームにこだわった。素材や色のコントラストはテキサス・マルファの風景にインスパイアされたものだ。
 
 アメリカ・ニューヨークでアンドリュー・ローゼンが中心となって設立した「セオリー」は、"アーバンユニフォーム"というコンセプトのもと、モダンなエッセンシャルアイテムを展開。2003年にリンク・インターナショナル(現リンク・セオリー・ジャパン)がファーストリテイリングと共同でブランドを買収し、2009年にはファーストリテイリングが「セオリー」事業を完全子会社化した。2016年には「ユニクロ(Uniqlo)」とコラボレ―ションした「ユニクロ×セオリー」も発売している。

 

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