「ダブレット」優勝の2018年LVMHプライズ、特別賞は「Rokh」に

  今年のLVMHプライズは井野将之の「ダブレット(Doublet)」が優勝を果たし、特別賞には韓国出身のRok Hwangが手がける「Rokh」が選ばれた。

「ダブレット」の井野将之 - FashionNetwork.com
 
 「ダブレット」は、日本的なグラフィックを再解釈し、洗練されたパンクアティチュードを見せて審査員の票を集めた。
 
 「候補者の質が非常に高く、特別賞の授与も決定しました」と LVMHデルフィー会長の長女デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)。授賞式はパリ・ブローニュの森にあるフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)で開かれた。
 
 特別賞に選ばれた「Rokh」を手がけるのは、アメリカ・テキサス州オースティンで育った韓国人デザイナー、Rok Hwangだ。ロンドンのセントラル・セントマーチンズで学び、ストリートなウィメンズウェアを展開する。
 
 LVMHプライズでは、グランプリには30万ユーロ(約 円)、特別賞には15万ユーロ(約 円)相当が授与される。
 
 応募デザイナーの平均年齢は29歳。若手が殺到する同コンテストには102カ国から4000組もの応募があった。そこから20組のセミファイナリストが選ばれ、そこから最終選考に残るのはたった9組だ。
 
 最終選考の審査員はLVMH傘下ブランドのデザイナーが集うが、「ベルルッティ(Berluti)」を退任したハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)と「セリーヌ(Céline)」を去ったフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の姿はなかった。

Rok Hwang - FashionNetwork.com

  今回は、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghèsquiere)、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)、ウンベルト・レオン(Humberto Leon)&キャロル・リム(Carol Lim)などの面々に加え、「ジバンシィ(Givenchy)」のクリエイティブディレクターに就任したクレア・ワイト・ケラー(Claire Waight Keller)も名を連ねている。また、賞の創設を主導したデルフィーヌ・アルノー、その父でLVMHオーナーであるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)のアドバイザーを務めるジャン=ポール・クラヴリー(Jean-Paul Claverie)、LVMHファッショングループ(LVMH Fashion Group)会長でCEOのシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)も審査に参加。
 
 LVMHプライズの対象となるのは40歳以下のデザイナーで、少なくとも2つのコレクションを生産していなければならない。単独の賞としては最高額の賞金が与えられることでも有名だ。
 
 過去には、「マルケス・アルメイダ(Marques’ Almeida)」、「ジャクムス(Jacquemus)」、「フッド・バイ・エアー(Hood by Air)」、「マリーン・セル(Marinne Serre)」などが受賞している。

 

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