「ハトラ」デザイナーが講演、東工大×セントマ共同プロジェクトの一環

 「ハトラ(Hatra)」のデザイナー長見佳祐氏による講演「モードの輪郭」が6月22日、東京工業大学で開催された。今回のイベントは、東京工業大学がロンドンにあるファッションの名門校セントラル・セント・マーチンズと協働したプロジェクト「10年後の東京、ひとは何を着ているか?」の一環として行われた。

(左)長見佳祐氏 - Image: Fashionsnap.com

 同プロジェクトは、最先端テクノロジーや生命観、社会課題を踏まえ、新しい「ウェアラブル・ファッション」の創造を目的に始動。今回のイベントでは、「ファッション表現を読む」をテーマに長見氏が現代ファッションについて講演した。キーワードとして「多様性」「不気味さ」「無意味さ」の3つを挙げ、「JW アンダーソン(Jw Anderson)」や「ヴェトモン(Vetements)」といったブランドのコレクションに触れながら、現在のファッションについて解説。また、自身のファッションを生み出す原動力として"新鮮さへの探究心"があるとし、「ファッションは新鮮さなしには語れない。ファッションは新陳代謝を繰り返し、常に新しい状態である事に尽きると思います」と話した。
 
 講演の最後に行われた質疑応答では、会場からテクノロジーとファッションの関係や、「ハトラ」のデザインについてなど様々な質問が投げかけられた。長見氏は今後も東京工業大学環境・社会理工学院の野原佳代子研究室と、継続的に科学とアート融合の取り組みを行っていくという。

 

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