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掲載日
2018/07/20
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「バーバリー」、売れ残り商品の破壊処分で批判

掲載日
2018/07/20

 「バーバリー(Burberry)」が、売れ残り商品を焼却処分したとして批判を浴びている。過去には「H&M」や「ナイキ(Nike)」が同様の案件で物議を醸したが、ファストファッションやスポーツ以外のブランドも、売れ残った商品をリサイクルではなく破壊という形で処理していることが今回明らかになった。

Burberry spring 2017 - Fall-Winter2017 - Womenswear - Londres - © PixelFormula


 昨年、バーバリーは2800万ポンド(約41億円)を上回る額の売れ残り品を破壊処分しており、ここ2年間だけでもゴミとして廃棄された商品は金額にして50%増加している。2013年から考えれば、6倍に膨れ上がる計算だ。
 
 これはブランドの商品構成バランスが崩れたというわけではなく、世界的な展開拡大に伴って単純に生産量が大きく増えたということを意味する。

 しかし、やはり膨大な廃棄物は無視できない問題だ。「バーバリー」が主なターゲットにしているミレニアル世代には環境意識の高い層が多く、イメージダウンの可能性もある。
 
 タイムズ(The Times)紙によれば、この5年間で9000万ポンド(約131億円)相当の「バーバリー」製品が破壊処分されているという。消費者だけでなく、投資家たちの見る目も変わりそうだ。
 
 「バーバリー」側も売れ残った商品を焼却処分していることを認めたが、処理に関しては特別な焼却炉を利用しており、過程で生じたエネルギーは有効利用されているとも説明している。廃棄物からのエネルギー利用はトレンドになりつつあるが、消費者の意識はむしろ廃棄される商品そのものに向けられており、あまり良いアピール方法ではないように思われる。
 
 環境意識が高まる昨今、ブランドを保護し、 商品が"グレー"のマーケットに出回ることを予防すべくリサイクルを避ける企業は、難しい選択を迫られることになる。万が一商品が横流しされてしまえば、ブランドイメージの低下は避けられない。
 
 ブランド側も、廃棄物の問題に関しては「非常に厳粛に受け止めている」と述べ、特に昨年の売れ残りは米コティ(Coty)社との新たな契約に伴う古い化粧品の処分によるところが大きいと釈明した。
 
 タイムズ紙は他の英高級ブランドにも取材を行い、売れ残り品をどのように処分しているのか尋ねたが、回答したのは「テンパリーロンドン(Temperley London)」だけだった。同ブランドによると、不良在庫はチャリティーに寄付したり、アウトレット店舗での販売に切り替えたりしているという。
 
 
(2018年7月20日現在、1英ポンド=146円で換算)
 
 

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