「ユニクロ」NYのR&Dセンター クリエイティブディレクターに「ギャップ」や「コス」出身のレベッカ・ベイが就任

 「ユニクロ(Uniqlo)」ニューヨークR&Dセンターのクリエイティブディレクターに、レベッカ・ベイ(Rebekka Bay)が5月1日付で就任する。

Rebekka Bay - DR

 レベッカ・ベイはデンマーク出身。H&Mグループの展開する「コス(COS)」の立ち上げから5年間クリエイティブディレクターを務めたほか、2012年から2015年には「ギャップ(Gap)」も手掛けている。また、2015年8月から今年2月にかけては、アメリカのオンラインSPAブランド「エバーレーン(Everlane)」でヘッド・オブ・プロダクト&デザインとして腕を振るった。
 
 「ユニクロ」は、東京、上海、ニューヨーク、ロサンゼルスの世界5ヵ所にR&Dセンター(リサーチ&デベロップメントセンター)を設置し、地域ごとのファッション動向やライフスタイル、新素材の情報などを調査、商品のコンセプトやデザインなどを研究開発する拠点としている。

 先日行われたファーストリテイリング9-2月期決算説明会においても、柳井正会長兼社長は、「フランスではフランスの文化や歴史を背景に、モードを中心とした服装があると思います。アメリカはカジュアルウエアとスポーツウエア。それぞれの地域で一番良いエッセンスを、我々のようなブランドがグローバル展開することで、グローバルとローカルがミックスする商品構成にしたいと思っています」と述べていた。

 昨年6月には、「ユニクロ」パリR&Dセンターのアーティスティックディレクターとしてクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が起用されている。

 北米市場に関しては長らく苦戦してきた同社だが、米国事業の改革を進めたことで赤字幅も大幅に縮小したという。大都市やA級モールに出店する方針に転換したほか、今後は特にアメリカンカジュアルの発祥地であるサンフランシスコやロサンゼルスへ集中するといった方針も明かしていた。競合カジュアルブランドでの経験も豊富なレベッカ・ベイの起用は、世界最大のアパレル市場であると同時に激戦区でもある北米における拡大も視野に入れたものかもしれない。
 

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