「ランバン」、元「ロエベ」メンズデザイナーのブルーノ・シアレッリと契約か?

 「ランバン(Lanvin)」が、ウィメンズウェアのクリエイティブディレクターにブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)を起用するという。関係者筋が当紙に明かした。シアレッリは2016年から「ロエベ(Loewe)」でメンズウェアのデザインを手掛けていた。

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Lanvin - Fall-Winter2018 - Womenswear - Paris - © PixelFormula

 中国の復星国際(Fosun International)が今年2月に買収した「ランバン」だが、長らくウィメンズデザイナーの不在が様々な憶測を呼んでいた。とある関係者は、匿名を条件に「シアレッリが交渉中だという報道はなされていたが、実際のところは、すでに『ランバン』と契約を済ませている」と話した。
 
 しかし、現在シアレッリは競業避止義務について「ロエベ」および親会社LVMHと交渉中で、「ランバン」が正式な発表をするにはまだ時間が必要だという。退職後も一定期間中は競合する企業への就職が禁止される場合もある。
 
 シレッリは先月の段階で契約書に署名していたものの、発表がなされていない背景にはこうした問題があった、と同人物は語る。
 
 パリのファッション専門学校スタジオ・ベルソー(Studio Berçot)で学び、「パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)」、「アクネ・ストゥディオズ(Acne Studios)」、「バレンシアガ(Balenciaga)」などで経験を積んだブルーノ・シレッリ。「ロエベ」に関しては、すでに退任していると複数の関係者筋は話す。さらに、2005年から現在に至るまで「ランバン」でメンズウェアを手掛けるルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)も、今後シレッリがウィメンズ・メンズ両コレクションを監修することで、ブランドを去る方向に動いていくのではないかと言われている。「ランバン」側は取材に応じていない。
 
 アルベール・エルバス(Alber Elbaz)を解雇して以来2人のデザイナーが「ランバン」のウィメンズウェアを手掛けたが、メゾンはいまだ決め手となるクリエイティブディレクターに恵まれていない。業績も大きく落ち込む中で、新しいオーナーである復星はリブランドと黒字転換を目指して有効な戦略を模索している。この8月には、長年LVMHグループで腕を振るってきたジャン=フィリップ・エケ(Jean-Philippe Hecquet)をCEOに迎えた

 

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