「ルイ・ヴィトン」ジュエリー&ウォッチデザイナーにフランチェスカ・アムフィテアトロフが就任

 「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」が、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)をウィッチ&ジュエリーのアーティスティックディレクターに起用した。

Francesca Amfitheatrof - Photo: Louis Vuitton

   「ルイ・ヴィトンのマイケル・バーク(Michael Burke)会長兼CEOは、フランチェスカ・アムフィテアトロフを迎えられて光栄に思っている。アムフィテアトロフの才能とクリエイティビティは、『ルイ・ヴィトン』ジュエリー&ウォッチ部門の未来を形作ってくれるだろう」とブランド側。メンズウェアデザイナーにはヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)を抜擢したばかりだ。
 
 「ルイ・ヴィトン」にとってもジュエリー&ウォッチは重視すべきカテゴリで、高級バカンス地の米ハワイや仏クールシュヴェルでは、顧客を招いたプライベートな受注会も行っている。ハイジュエリーのアトリエも備えた「ルイ・ヴィトン」だが、バークCEOが昨年11月のファイナンシャルタイムズ紙の話したところによると、2億ユーロ(約270億円)相当の宝石を所有しているという。スマートウォッチ業界でも存在感を強めており、小売価格30万円前後のコネクテッドウォッチ「タンブール ホライゾン(Tambour Horizon)」は、すでに2万個を売り上げている。さらに、昨年有名なジュエラーが集うパリ・ヴァンドーム広場に旗艦店を開設したことも記憶に新しい。
 
 「『ルイ・ヴィトン』の一員に加われるのは非常に嬉しいこと。クラフトマンシップと旅という価値観を備えたメゾンには、深い共感を抱いています」とアムフィテアトロフ。
 
 アムフィテアトロフは東京で生まれ、ロンドンで育った。セントラルセントマーチンズ、チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、1993年に初の銀食器コレクションを発表。彼女のデザインは、パリの「コレット(Colette)」、ロンドンの「ブラウンズ(Browns)」、フィレンツェの「ルイザ・ヴィア・ローマ(Luisa Via Roma)」、ニューヨークの「ジェフリーズ(Jeffreys)」、そして香港の「ジョイス(Joyce)」といった名だたるセレクトショップで販売された。

 彼女のキャリアの中でも特に際立つのは、やはり「ティファニー(Tiffany)」のデザインディレクターだろう。2013年に同職初の女性デザイナーに起用され、この1月にリード・クラコフ(Reed Krakoff)に後任を譲るまで務めた。他にも、英国の王室御用達ジュエラー「アスプレイ&ガラード(Asprey & Garrard)」のシニアジュエリーデザイナーや、「シャネル(Chanel)」、「バレンシアガ(Balenciaga)」、「フェンディ(Fendi)」、「マルニ(Marni)」といったブランドに向けてデザインした経験もある。また、フィレンツェのグッチ(Gucci)美術館には3年間キュレーターとして携わっている。
 
 「ティファニー」では、「ドーバーストリートマーケット(Dover Street Market)」とブランド史上初のコラボレーションを実現したほか、レディー・ガガをキャンペーンに起用するなど新しい取り組みを行った。
 
 

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